機体はそのまま、パイロットは死んでもらう!

きたいはそのままぱいろっとはしんでもらう

「機動戦士Vガンダム」第14話のクワン・リーの台詞。

概要

元ネタは「機動戦士Vガンダム」第14話『ジブラルタル攻防』より。

リガ・ミリティアが宇宙に上がるのを妨害するため、クワン・リー駆る新型試作機メッメドーザとともにアーティ・ジブラルタル空港を襲撃するザンスカール帝国軍。

しかし、戦闘の最中メッメドーザの投げたビームローターの一つがマスドライバーに直撃し損壊してしまう。それに気付いたケイト・ブッシュのガンイージは必死で破損部分を支えようとする。

「これは壊しちゃならない！これは人類全部の宝だってことあんただって知ってるだろ！」

だが、動けないケイトに対しクワンは容赦はしなかった。

「褒めてやる。そうやってレールを支えるとは感動的な姿だ」

「機体はそのまま、パイロットは死んでもらう!安心しろ、一気に楽にさせてやるよ!」

そのまま動けないガンイージのコックピットを狙ったメッメドーザのビームサーベルにケイトは焼かれて戦死したのだった…

直後に悪い予感に気付いたウッソ・エヴィンのVガンダムはリカールとの交戦を中止、発見したのはマスドライバーを支えたまま無惨にコクピットをえぐられたケイトのガンイージ。

怒りに震えるウッソはVガンダムの拳で何度もメッメドーザを殴り、最後はコックピットを殴りつけ報復したのであった。

似たような台詞は「機動新世紀ガンダムX」でも見られる。こちらはVとは異なりモビルスーツが稀少化した戦争による荒廃後の地球が舞台のためで、アドバンテージ欲しさにバルチャー同士の機体の奪い合いが頻繁に発生している。