CV︰津田美波
概要
29話から登場する、クッキングダムに住むクックファイターの見習い。一人称は私。高所恐怖症という意外な一面もある。中性的な容貌だが性別は女の子(キャラクターデザイン油布氏のツイートより)。ゆい達は「セルフィーユちゃん」という呼称で通している。
名前の由来はハーブの一種であるチャービルのフランス語名から。
初めて登場したときにフェンネルからの命を受け、ゆい達の案内役を担っている。この時セルフィーユは伝説の戦士プリキュアにあえると言うこともあり、「光栄で興奮して明日から眠れない」と語っていた。
クッキングダムや世界中の料理を守りたいという志を持つものの、実際は怖がりで、例えばクックファイターになるため課せられる試験におむすびの丘の指定されたコースを制限時間内に走りきる「おむすびの丘のマラソン」があるが、最初にある端を渡る時点で怖さの余り渡ることができず不合格が続いている状況だった。
と、そんな時にレシピッピが盗まれる。その元へ駆けつけようとするも、セルフィーユは怖さの余り震えて止まってしまうが、そこに走ってきた衛兵がぶつかる。兜が取れた素顔を見れば見知らぬ顔。セルフィーユはブンドル団と見抜き、正体がばれたセクレトルーはゴッソリウバウゾーを出現させる。
セルフィーユはあまりの怖さに倒れ、ゆい達に支えられる。そしてプリキュア達が戦うも苦戦するのを見て苦悩するが、先ほど「皆さんは怖いものはないんですか?」と尋ねた時にあまねから「怖いものはある、でも怖がっていては何も始まらない。怖いと思ったときは守りたいものを思えばいい。そして一歩を踏み出す。本当に怖いのは一歩目だけだ」と言われたことを思い出し、勇気を振り絞ってゴッソリウバウゾーに立ち向かう。
それを見たフェンネルはデリシャストーンをセルフィーユに投げ、受け取るとストーンが彼女を選ぶ反応を示す。そしてセルフィーユはゴッソリウバウゾーめがけて走り、腕を拘束してプリキュア達をサポートした。
この活躍、そして恐怖に打ち勝ったことがフェンネルに認められ、セルフィーユは晴れてクックファイターとなった。別れ際、ゆいは祖母の言っていたことを告げる。「鍋とバットは思いきり振れ。鍋は思いきり振ったほうが具材はこぼれないしおいしく炒められる。バットも思いきり振らないとホームランにならないよ、って」
セルフィーユはゆい達に感謝し、また会える日を楽しみにしつつ、クックファイターとしての修行に励むことになる。
演者について
津田美波氏は過去に『スマイルプリキュア』に出演しており約10年ぶりのシリーズ再出演となった。