CV︰津田美波
概要
クックファイター見習いの少女(第29話)
29話から登場する、クッキングダムに住むクックファイターの見習い。一人称は私。フェンネルよりクッキングダムにやってきたプリキュア達の案内役を仰せつかる。この時セルフィーユは伝説の戦士プリキュアにあえると言うこともあり、「光栄で興奮して明日から眠れない」と語っていた。
体格は小柄で、身長はらんと同等かやや低い。
中性的な容貌なため、男女どちらの性別のキャラかは判別しづらい。作中ではセルフィーユの性別が言及されるシーンはないが、ゆい達は「セルフィーユちゃん」という呼称で通しているため、女の子であることが示唆されている。
そして放映後のキャラクターデザイン油布氏のツイートによって、セルフィーユが女の子であることが確定した。クッキングダム出身者としてはクックイーンに次ぐの名前ありの女性キャラとなった。
クッキングダムや世界中の料理を守りたいという志を持つものの、高所恐怖症な上に戦うのも怖いというかなりの怖がりでもある。
そのためにクックファイターの試験の一つ「おむすびの丘のマラソン」では、吊り橋が渡れず不合格になっていた。その際、口の中に第2の自分が投影される描写が。
この時、「皆さんは怖いものはないんですか?」と尋ねたのだが、あまねから「怖いものはある、でも怖がっていては何も始まらない。怖いと思ったときは守りたいものを思えばいい。そして一歩を踏み出す。本当に怖いのは一歩目だけだ」との助言を受ける。
その後クッキングダムに潜入していたセクレトルーが出現させたゴッソリウバウゾーにプリキュアが苦戦するのを見て、自らは怖さのあまり震えが起きるが、先ほどのあまねからの言葉を思い出し、勇気を振り絞ってゴッソリウバウゾーに立ち向かう。
それを見たフェンネルはデリシャストーンをセルフィーユに投げ、受け取るとストーンが彼女を選ぶ反応を示す。そしてセルフィーユはゴッソリウバウゾーめがけて走り、腕を拘束してプリキュア達をサポートした。
この活躍、そして恐怖に打ち勝ったことがフェンネルに認められ、セルフィーユは晴れてクックファイターとなった。別れ際、ゆいは「おばあちゃんが言ってた、鍋とバットは思いきり振れ。鍋は思いきり振ったほうが具材はこぼれないしおいしく炒められる。バットも思いきり振らないとホームランにならないよ、って」とセルフィーユに告げている。
セルフィーユはゆい達に感謝し、また会える日を楽しみにしつつ、クックファイターとしての修行に励むことになる。
クッキングダムの危機(第41話~)
第41話にて、クッキングダムでは異変が起こっていた。
スピリットルーとミニスピリットルー軍団が王宮を占拠したのだ。
セルフィーユは「あの時、潜ませておいたんだ…」と、29話のセクレトルーの行動の真意を理解する。
「フェンネルはどこで何をしているのじゃ~!」クッキングは叫ぶが、ここにいるべき近衛隊長の姿は無かった。
第43話、クッキング達と共に囚われスピリットルーに牢屋に連行される。悔しそうな顔をするもどうすることもできなかった。
更にはゴーダッツとしての正体を現したフェンネルの演説を聞き、「フェンネル様、なぜ…」と呆然とするのだった。
余談
名前の由来はハーブの一種であるチャービルのフランス語名から。チャービルはローマ時代の文献にも登場するものの、一年生の雑草と見なされていた。しかし19世紀末頃研究により原産地が特定され、その利用価値も見出された。彼女の中々クックファイターの試験に合格出来なかった経緯も、ここに由来しているものと思われる。
演者について
津田美波氏は過去に準レギュラーのクラスメイト尾ノ後きよみ役で『スマイルプリキュア』に出演しており約10年ぶりのシリーズ再出演となった。ボーイッシュな少女役に定評がある事から起用に至ったと思われる。
関連タグ
デリシャスパーティ♡プリキュア クッキングダム(プリキュア) クックファイター 片目隠れ
※女性です…大事な事なので2度言いました。
駿川たづな:服装と帽子がそっくり。中の人はプリキュアシリーズに度々出演しているほか、セルフィーユの中の人もウマ娘を演じている。