概要
ガブリエルはウタウタイ姉妹の次女・ワンが使役する天使のドラゴンであり、パートナーとも言える存在・ガブリエラの魔獣姿である。
西暦999年にゼロが教会都市に強襲し、五人姉妹を抹殺しようとした彼女の左腕を炎で吹き飛ばした(ウタウタイは竜種が弱点であるため、竜種による攻撃をされると死んでしまう。ゼロの左腕だけが再生しなかったのもこのせい)。
しかし、ゼロ曰く「魔獣化(または天使化)させたドラゴンを召喚どころかその使役をするのはとても難しい」との事。
下手にやろうとすれば精神崩壊が免れないため、ワンやゼロのように魔力が特段強い持ち主でないと出来ない業。
ガブリエラ
CV:北沢力
思ったことを嫌味ったらしく発言し、竜種らしく下に見ている(特にDLC編のフォウとは相性が最悪で、彼女の本性を見抜いている)。
ミカエルに対しては「筋肉馬鹿マッチョ」と罵倒している。
DLC編のみその存在が顕現されたが、漫画「ウタヒメファイブ」にて登場し、その活躍ぶりを見せた。
『ウタヒメファイブ』
クラーケンに叩き潰されそうになったワンを助ける(しかし彼女?曰く「変わった気配がしたから追いかけてみただけ」)。
最初はワンに対して悪態をついていたが、ワンの「世界を守る為に強くなってゼロを倒す」という強い意志に惹かれ、教会都市に眠るこの世の力と叡智が封印されていると囁かれている「メリクリウスの扉」の存在を教え、彼女を姉妹共々案内した。
しかしそのメリクリウスの扉がこの世の力と叡智を封じ込めてるのでなく、ウタウタイを暴走させるモノを封印していたことが発覚し、そのモノに呑み込まれかけたワンを助けるが……………
▼▼ここから先ネタバレ注意▼▼
ゼロの乱入によってウタウタイの暴走が止まり、彼女との殺し合いが始まろうとしていたなか、扉の番人であるバルタスが現れ2人に襲いかかってくる。
彼の力は圧倒的でゼロでさえものともしない。
ワンも懸命に戦うも肩を負傷してしまい、万事休す間近に。
これを見ていたガブリエラはバルタスを倒す為、そしてワンを助ける為に竜種が生涯に一度しか使えない奇跡『最後の願い』を発動させ、力を得る代償として理性を失い、魔獣に堕ちてしまう。
バルタスを倒すことに成功するも理性を失ってしまったガブリエラはワンにも襲いかかる。
今度は自分が救う番だとワンは自分の心臓を取り出し、古の禁忌と言われた「魔物との命を共有する魔術」を用いてガブリエラと「契約」し、魔獣化を食い止めた(ウタウタイの暴走でウタのチカラと共鳴してしまったワンは大人になっていたが、ガブリエラの魔獣化を止めるための代償なのか元の子供姿に戻っていた。)。
このような経緯があった故なのかワンはゼロを倒すための手段としてガブリエラを魔獣化させたらしいがこの選択は彼女にとって苦難だったという。