概要
人造人間ハカイダーの主人公として登場したハカイダーが発した名セリフ。
本作のハカイダーはディストピアの支配者と戦う事になるが、信念無き者・自分に攻撃してくる者といった存在は冷徹に殺す存在であり、決して正義の味方等ではない。
彼は生きたいと願う者の味方なのである。
そんなハカイダーに対し、敵であるサイボーグ兵士の一人が『キサマ!自分が何をしているのか分かってるのか!?』と発言。その問に『キサマはどうだ?分かっているのか?』と返し、彼らが行っている正義という名の暴力を奮う現状を問い掛けるも、返ってきたのは「命令に従っただけだ」という責任転嫁だった。
生きようとする意志・信念の無い者や、自分で考える事を放棄した者は誰であろうと抹殺するハカイダーは、兵士への死刑宣告と同時に、恐怖政治に屈した市民への皮肉が込められたこのセリフを口にしたのであった。
ちなみに序盤で支配者の手で頭に洗脳チップを埋め込まれた囚人は意志どころか人間としての人生さえも失った廃人に成り果てていた。
関連タグ
駆紋戒斗:似て非なる信念を持つが、同じ様なセリフを言いそうな特撮キャラ。
彼の場合は『強くあろうとする者の味方』と言うべきか。
ガッチャマンクラウズインサイト:『空気』に流され自分の意志・主張をしない様を描いた作品。ハカイダーが見たら何を思うだろうか………
異聞帯:恐らく上記の作品以上に地雷となる、『未来への可能性』が無い世界。