声:鎌倉有那
概要
装備品大手メーカー「ノーキンスポーツ」の令嬢。幼なじみのトキシッコとは対照的に真面目な性格。18歳。劇中ヒロインらの中でもKカップというトップクラスの巨乳で、身長も同年代のヒロインらと比べても高め。
ジョブは戦士。常人離れした腕力を持ち、新人の中では高い戦闘能力を持つためキクルからの評価も高い。一方で魔力耐性が極端に低く、マナを回復するポーションの摂取で酔っぱらうほど。
更に固有能力『狂化』によって自らの能力を飛躍的に増強させることが可能で、戦闘における切り札になっている……のだが、自身の魔力耐性の無さからマナを伴う固有能力を使うと、狂化状態に至る前にマナ酔いを起こし、全身に行き渡ったマナが身体能力を増強する一方で精神面が幼児退行してしまう。ゆえに『狂花』。有り余る怪力と無邪気な暴走で周囲に被害をもたらし、好意を持つ対象にスキンシップをねだって抱き着いては重傷に追い込む(主な被害者はキクル)。なお、当初は自身が暴走していることは彼女を傷付けまいとした実家の使用人たちに半分脅される形でキクルは黙っていた(もっとも、彼らは信頼を失いたく無いと言う恐怖と無邪気なハナバタの姿を見たいという思惑もあったようだが)。
自身がガードになる以前から持つキクルへの憧れから、作中では唯一明確に彼に恋愛感情を抱いているものの、その想いは彼の恋愛フラグをへし折りかねない気質ゆえに未だ遂げられずにいる。
(メイデナとトキシッコにも同じことが言えるが)かなりの料理下手であり、熊肉料理対決では臼と杵を持ち出して加工した料理を自身で味見した結果、あまりのマズさに全身からマナが吹き出し、服が弾け飛んだ状態で悶え苦しむ事態となり、キクルにクッキーを焼いてきた時も自身の口に入れられ同様の結果になっている。
ジョブ「戦士」
パーテーの前衛として活躍する物理特化職。ハナバタはウォーハンマーを使った近接戦闘を得意としており、(暴走の事を知らない他所からは)戦闘能力の評価も高い。
主な戦技
狂化(狂花)
ある意味彼女の一番問題点。
本来は脳にマナを送って自己暗示&リミッター解除する技なのだが、魔力耐性の無さゆえに自身のマナで酔っ払ってしまう。制御を失ったマナが高速循環して全身を補強するゆえに本来の狂化よりも負担が短いものの、持続時間が短い。ただし、狂花中になんらかの要因で眠っても睡眠中はマナ消費が抑えられ狂花が解除されるわけではない。
また、理性を失っているわけでは無いので、他の技やスキルも使用可能であり、暴走状態で併用すると被害拡大が懸念される。
ハナバタ本人は自分が雄々しく戦っていると思い込んでおり、使用人たちの思惑で彼女には隠されていたが、原作4巻で意を決したキクルの手でカミングアウト、当初は封印させるつもりであったがハナバタと本心を聞いて今後はマナ酔い克服を目標として今後も使用する方針にしている。
使用時に「フルでいくのらー」と叫ぶことから分かるように、この状態のハナバタは精神状態が幼児退行しており、無邪気ながらも凄まじい怪力を発揮する。時にキクルに対しては強力すぎるパワーでハグを要求してくるため、特に狙われている(この際、キクルに対して特別扱いしていることから、彼に特別な感情を抱いているのが伺える)。
爆砕
父親から新たな戦技取得を静止されていたが、独断で取得した新技。
攻撃と同時に爆発を発生させる。
大旋風
父親から新たな戦技取得を静止されていたが、独断で取得した新技。
竜巻を発生させながら敵を打ち上げる。
狂花状態で使用した結果、周囲のものをまとめて吹き飛ばす天災のような恐ろしい技と化している(父親もこれを懸念して新技取得を止めていた)。
余談
2巻で判明した身体のデータは身長178センチメートル、体重69キログラム、バスト110センチ(Kカップ)、ウエスト67センチ、ヒップ96センチ。