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阪急2300系の編集履歴

2022-10-18 20:59:16 バージョン

阪急2300系

はんきゅうにせんさんびゃっくけい

阪急電鉄が運用していた通勤型電車。

概要

1960年に宝線用の2000系と共に京都本線向けに登場。鉄道友の会ローレル賞の第1回受賞車であり、現在まで続く阪急車両もデザインの基礎を作った車両でもある。


2000系との大きな違いは

  • 電装品が東洋電機製造製
  • 対応架線電圧が1500V

の2点で、車体寸法は2000系と同じである。堺筋線乗り入れ用の3300系が短期間で増備されたことによる、車両バランスの調整の為、神戸本線へ貸し出されて運用されていたこともあり、山陽電鉄須磨浦公園駅まで乗り入れている。

2000系同様定速制御装置を装備している。


編成は当初はMc-Tcの2両編成だったが、後にM車を組み込んで3両編成、更にT車を組み込んで4両編成へと増結され、多くは3両のまま残った編成と連結して7両編成を組成していたが、6両編成や4両編成を組んだ編成もあった。

4両を2本連結して8両編成を組成することもあったが、5300系6300系の導入で2300系の恒常的な8両編成は姿を消している。ちなみに2300系の8両編成は京都本線よりも先に神戸本線で実施されている。


後年になると中間の通常使用しない運転台を撤去して固定編成化された。


基本的に2300系は2300系のみで編成を組んでいたが、3ドア・ロングシート化された2800系の中間車を組み込んだ編成も居た他、2800系の冷房化まで事故・検査時の緊急代走として2800系と連結して営業運転したこともある。



東海道新幹線建設に合わせて新幹線と並走する上牧から大山崎まで線路の高架化を行うこととなり、仮線として先に完成していた新幹線の線路を走行した事がある。


阪急2300系 2372 さよならヘッドマーク付

2015年3月に引退。東海道新幹線を走行した経験を持つ最後の系列であった。

兄弟車の神戸線2000系は編成としては全廃されているが、一部が能勢電鉄に譲渡され現役を続行中。

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