プロフィール
概要
カルバード共和国の23代大統領。
帝国との大戦前に行われた選挙で先代のサミュエル・ロックスミスをある『番狂わせ』でうち破り当選、新大統領となった。
ノーネクタイ等のラフな格好が似合うイケおじとして若手からも人気の高い人物。
エレボニア帝国からの莫大な賠償金を国民に還元し未曽有の好景気をもたらした。
即断即決で知られており融和ではなく競争という形で問題の解決を図っている。
政治家になる前は軍に務めていたようであり、かつては空挺部隊中佐としてシュバリエ勲章を獲得したという経歴を持っている、戦闘能力は未だに健在であり数メートル先から撃たれたランチャーのミサイルを正確に撃ち抜く精密な射撃力と胆力を持ち共和国製の機甲兵であるAF(アサルトフレーム)なども発表早々にその腕前を御披露目している。
目的のためならあらゆるものを利用する考えの持ち主であり、彼が掲げている『世界の可能性に迫る計画』において一番の競合相手になる身喰らう蛇に対して《マルドゥック総合警備保障》の力を借りて【星辰の間】にハッキングし盟主に対し直々に『互いが進める計画の相互不干渉』の交渉をした。
その手腕から、盟主からも鉄血とは別の意味で手強い交渉相手と言わしめた。
アルマータの首領であるジェラール・ダンテスからは「稀代の“政治屋”にして脅迫者」と評されておりその政治手腕を称賛されている。
黎の軌跡でヒロイン、アニエス・クローデルの父親と判明。
野党議員時代は多忙ながら家庭では普通の父親として家族と接していた。しかし4年前に妻を失ってから政治活動に力を入れるようになり、2年前に「歴史的な大番狂わせ」と後々に語られる形で与党を下し当選した。その勝利の影には政治的な裏工作が行われたという黒い噂がある事と、様々な秘密を抱える事となり娘であるアニエスもそれを聞いていた為距離を感じるようになってしまった。
大統領になって以降は多くの業務を抱えていることから多忙な身の上となっており娘と直接会う機会が減ってしまい、現在は定時連絡のみでしか会話がないが父親として娘の学校の成績や出席率、校内の評判などをきちんと把握している。
アニエスが《アークライド解決事務所》のアルバイトが原因で半日遅刻した際には「自分と母親の名誉を傷つけないのなら好きにすると良い」と半ば突き放すような態度を取っている(しかし見方を変えればそれは娘を信頼し、その自主性を尊重しているとも言える)
娘に感心がないと思いきやさりげなくアドバイスや助太刀などをしており周りからは『親馬鹿』や『ツンデレ』と言われている。
アニエスも素直に父親として接する事が出来ないその本心の事を見抜いていたようで、全ての決着が付いた年末には久々に一家団欒で過ごすことが出来た模様。ヴァンとも年末に顔合わせはしたもののその際はケーキを食べてそそくさと帰ったらしく改めてサシでの話し合いを要望しているようである。
実はアニエスやヴァンと同じくアラミス高等学校のOBであり、妻(アニエスの母)のソフィーとはその頃に出会っている。(ちなみに同じ学生ではなくシングルマザーだったリリヤ(アニエスの祖母)が学園の購買に務めていた際に預けていたものであり二人は8歳の歳の差があったとのこと)
関連項目
ギリアス・オズボーン…エレボニア帝国の元重鎮。元軍人・主要キャラの父・歳の離れた妻と共通点の多いキャラクター。