データ
概要
当時の湘南電気鉄道によって三浦半島を一周する鉄道路線敷設が計画され、1930年に金沢八景駅からの支線が開通。「湘南逗子駅」として開設されたが、路線延伸は頓挫し終着駅となった。
翌1931年には葉山方面観光の利便性向上目的で路線を0.4km延長、延伸先にもホームが開設され「湘南逗子駅」は「湘南逗子駅沼間口乗降場」「湘南逗子駅葉山口乗降場」の2つに分裂した。戦時中は後者の「葉山口乗降場」のほうが一旦廃止されるも、戦後1948年に「逗子海岸駅」として営業を再開。
1980年代に入ると、運営元の京浜急行電鉄では「両駅の駅間距離が僅か0.4kmしかなく、現在の駅では長編成化に対応出来ない」として「湘南逗子駅」「逗子海岸駅」の統合を決定。両駅の中間の位置に「新逗子駅」が設けられ、1985年3月2日付けで新駅での営業が始まった。
その後沿線地域の活性化、「景勝地である葉山へのアクセスポイントでもあることを広く認知していただく」目的で2020年3月14日付けで駅名を改称し、現在に至る。
ホーム
地上駅。「湘南逗子駅」「逗子海岸駅」の統合に際し1面1線の8両編成対応ホームを新設。統合前の両駅の出入口に近い位置に、北口・南口の両改札口が設けられている。