概要
2020年時の人口は約5万7,000人。
横浜市、鎌倉市、横須賀市、葉山町と接し、自動車のナンバープレートは周囲と同じく「横浜ナンバー」である。
1950年に横須賀市より分離、逗子町を経て1954年に市制。
地名は延命寺の地蔵尊を安置する厨子に由来するといわれる。
三浦丘陵(多摩丘陵南部)が海岸に迫り、中心街は田越川の下流沿いに発達。
温暖な気候と美しい海岸線に恵まれる。
鎌倉市の南に接し、鎌倉時代は遊行地で魚介の供給地であった。
国鉄横須賀線の開通後は別荘地、保養地として知られていたが、戦後はニュータウン開発で首都圏のベッドタウンとなり都市化が進んだ。
現在は多くの芸能人や作家が暮らす・暮らしていた街としても知られている。
海水浴場やヨットハーバーの逗子マリーナがある事から例年夏季に大いに賑わう他、東部には行基の開基と伝えられる神武寺など数多くの寺社がある。
主要道路は
横浜横須賀道路と逗葉新道(逗子ICで接続)と、国道134号線と国道16号線が通じる。
鉄道は
中心駅はJR逗子駅。
かつて池子の米軍弾薬庫跡地に計画された横須賀基地の軍人・軍属住宅地の建設をめぐって市政が二分され、全国的な関心を集めた。