曖昧さ回避
概要
国際的犯罪組織『バイオネット』が使用されるサイバネティック技術を駆使して造り出した人と機械と融合した人造人間の総称。組織が知識を総動員して造り出したサイボーグは稼働は出来るが、並の『ハイブリッドヒューマン(獣人)』よりも知性はそのままに保てるもののGGGのものと比較にならない程身体機能は不具合を幾度も起こす体たらくで、戦闘時間も短く、幹部達は生身と接続するユニット方式を完全版として採用しながら、それ以降も非合法な拉致による人体実験は繰り返していた。
だが、『ゾンダリアン先発隊』の東京侵攻で自沈した『GGG諜報部』所属の『多次元諜報潜水艦』からサルベージした『GGGサイボーグ』が培った基本データにより飛躍的に向上、更には『ゾンダーメタルプラント』から採取した『ゾンダーメタル』のサンプルを用いて研究、実験を重ね続け、『フェイクGSライド』搭載型サイボーグとは異なる独自路線を切り出した。
その過程で『Zマスター』プログラムは停止し、研究も困難に成りながらも続行するが、被験体者は不具合により次々と死亡。それらを元に開発され、その中には『獅子王凱』との決着に拘る旧友『鰐淵シュウ』が含まれていた。
プロトタイプは謂わば『擬似ゾンダー』と呼べる代物で、全身をワイヤー状の束で構成され、伸縮自裁に伸ばし、道具無しでも侵入可能。また、微弱ながら『素粒子Z0』を放出。長髪なのは『ジェネシックガオガイガー』を祖に持つ『エネルギーアキュメーター』を流用しているに過ぎない。試作体もやはり寿命が短い事も欠点であったが、シュウの場合は凱に勝つ執念からくる負の感情から命を繋ぎ止めていたに過ぎない。フランスにてスイス・セルンで『Qパーツ』を奪った『ギムレット』のサイボーグボディは、それ以降の基礎データに基づいて改良されたモノである。
コミカライズでの項目説明では『フェイクGSライド』サイボーグも『メタルサイボーグ』の範疇にカテゴライズされている。