ギイ・クリストフ・レッシュ
ぎいくりすとふれっしゅ
『からくりサーカス』の登場人物。
「僕のような善人とは、また、天国で会えるさ。」
CV:佐々木望
人物
自称病弱にして優雅、飄々として捕らえようのない性格と、鋭い刃物の様なキレを見せる人物。
美青年で女にもてるが重度のマザコン。何かあるとすぐ胸のロケットを取り出しては「ママン」と呼びかけ、それを奪われると幼児退行する。
一見頼りなさそうな優男だがマリオネット「オリンピア」を操り、自動人形たちから「オリンピアの恋人」「伝説の人形200体破壊者」などの二つ名で呼ばれる程の強者であり、クールに振る舞いつつ「青い炎のように静かに燃え上がる」怒りや熱い心を持っている。
エレオノール(しろがね)の育ての親で、幼い彼女を連れて自動人形との戦いの旅をしながら世界を周っていた。
左腕を失い死にかけた鳴海の命を救い、以降しばらくの間彼と共に行動する。
よく鳴海と漫才の掛け合いのような会話を繰り返し、そのとき鳴海を「クサレチョンマゲ」や「チョンマゲイノシシ」「低脳イノシシマン」などと呼んでいる。
だが全編を通して精神的には鳴海の良き相棒であった。
鳴海たちが乗る旅客機が飛行中自動人形の襲撃を受けるとオリンピアに乗って出撃し旅客機を守り抜いた。この時、ギイは大怪我を負い仲町サーカスに救出され、勝としろがねに出会う。
実はこの物語のトリックスターであり、「フランシーヌ人形」とそれに連なる謎の全てを知る人物。
「からくり編」と「サーカス編」の登場人物は基本的に会うことはないが、ある人物とこのギイのみが両編を行き来している。
ある恐るべき計画の存在も知っており、計画最重要パーツである勝を警戒している。