概要
CV:梁田清之
アンドレアス・ダールトンとは、『コードギアス反逆のルルーシュ』のキャラクター。
神聖ブリタニア帝国の軍人。多くの戦災孤児を養子に迎えている。
エリア11総督であるコーネリア・リ・ブリタニアの腹心の部下。場に応じて「姫様」、「総督」、「殿下」と呼称を使い分けている。
エリア11幕僚長の任を持つ。コーネリアの指示でユーフェミア・リ・ブリタニアの補佐をしていたが、ギアスにかかったユフィの虐殺の騒動に巻き込まれ、自身もギアスにかけられてしまった。
ブラックリベリオンにおいてギアスのかかったまま出撃し、コーネリアの乗るグロースターを撃墜してようやく正気に戻るが時既に遅く、ガウェインのハドロン砲の攻撃を受けて戦死した。
R2では彼の養子であるグラストンナイツ(ダールトンが孤児を引き取り騎士として育てた養子たちで構成された精鋭騎士団)が復讐のため黒の騎士団と対峙するが…
劇場版・興道においてルルーシュとナナリーの見送り場面で登場している。当時は軍においてやや脇の方にいたがコーネリアに拾われて、元々力があったので片腕としてやってきた。とビジュアルコメンタリーで触れられた。
余談
実はこの人、ブリタニア所属軍人どころか作中でもかなり上位に入る「聖人」である。
軍人である以上は向かう相手には容赦はせずとも、イレブン(日本人)として軍内でも差別を受けるスザクをフトウ戦では「使えるものは使う主義だ」と国籍を気に留めず出世のチャンスだと励まし、専属騎士任命式の際にはロイドとともに最初にスザクへ拍手を送っている。
LOSTCOLORSでは、身寄りはアッシュフォード学園にあれど肉親がいない主人公を天涯孤独の身であることを慮り、「コーネリア殿下の親衛隊に入っていなければ息子(→グラストンナイツ)として迎えて、立派な騎士に育ててやりたかった」などと優しく接し、自身が面倒を見ている戦災孤児たちのためにおもちゃを両手いっぱいに購入し「戦争のない世界をいつか作りたい」と話すなど、ギアス世界でも稀に見る「いいブリタニア(聖)人」である。
そんなダールトンおじさん…優しいおじさん…にもかかわらず、その概要にも記述のあるように作中でも上位に挙がるほど酷い最期を迎えたためか、検索時のサジェストには「かわいそう」「いい人」などが必ず上位に出る。