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わすれ鳥

わすれどり

『ドラえもん』に登場する、ひみつ道具の一つ。及び同名のエピソードの一つ。
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CV:よこざわけい子(1979年版)、渕崎ゆり子(2020年版)

概要編集

てんとう虫コミックス34巻及び、藤子・F・不二雄大全集6巻に収録


の形をした道具。

この鳥を肩に止まらせておくと、その人物が何かを忘れているときに「ワスレタ、ワスレタ」と鳴いて教えてくれる。

忘れたものは品物や用事でも反応するが、「ワスレタ、ワスレタ」としか鳴かない為、この機械を持った本人が何を忘れていたのかを覚えていないと効果がない。

また、(当然ながら)わすれ鳥本体を置き忘れてしまった場合も効果がない。


ストーリー編集

前回パパがひと月も手紙をポケットに入れっぱなしにしていたので、ママは今回は忘れないでと念を押すも、しつこいや僕を信用しろと言われてしまう。だがそう言ってすぐパパは手紙を忘れて出て行きそになってしまったので、そこでのび太の助言でドラえもんに助けてもらうことになり、「わすれ鳥」を出してもらった。


さっそくこれを肩に乗せて玄関にわざと手紙を置き忘れると、この鳥が鳴いて教えてくれた。これに安心したパパは手紙は帰りに出すことにして、訪ねた家でこの鳥のことを話し、わざと財布を置き忘れて実証して見せようとし、予想通り鳥は鳴きだした。


ところがそれからすぐ取りが再び鳴きだし、その家の婦人は鍋の火を消し忘れていたことを思い出して大慌てで消しに向かった。帰宅したパパはこのことで皆大笑いだったと話するが、その時ママから手紙のことを言われ、パパは手紙、財布、わすれ鳥を忘れて来たことを思い出し、大慌てでしだしてしまった。


アニメにおける原作との主な相違点編集

大山版が1979年10月17日に、水田版が2020年6月20日にそれぞれ放送している


1979年版編集

  • 物語前半には、のび太に会社の帰りにプラモデルを買ってきてとお願いされるも、そのプラモの名前を忘れてしまって買えなくなり、明日もう一度買ってくるという展開が追加されている。
  • パパがわすれ鳥を披露した際、テーブルにはサラダとビールが置かれていた。
  • ラストでは一同が「えーまたー」と呆れてかえっていて、ドラえもんは「ダメだこりゃ」とも言っている。
  • 本編終了後のショートアニメは、ドラえもんがそばに置いてあったどら焼きを食べると、手に持っていたわすれ鳥が鳴きだし煩わしそうな顔をするというもの。

関連タグ編集

ドラえもん ひみつ道具


思い出し玉ウィザーディング・ワールドでの類似品で、こちらはこぶし大の玉。のび助と同じく物忘れが酷いキャラが使用している。

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