概要
『新世紀エヴァンゲリオン』放送終了後、THEENDOFEVANGELIONの製作に当たって山下いくとが庵野秀明に提出したオリジナル小説。
最期の使徒殲滅後に作られた「フォウチュン」と呼ばれるエヴァンゲリオンにより、世界規模での精神汚染が発生した世界を舞台とする。
ただし、エヴァンゲリオンANIMAとは違い"公式作品"という扱いではなく準公式とでもいうべき作品にあたるだろうか。
用語
死神の背骨
正式名称「沈下型領界侵攻銃(フィールドシンカー)」
基本的にはエヴァンゲリオンANIMAにおける「天使の背骨」等「背骨」の異名を持つ兵器と同じだが、これ自体が一機のエヴァンゲリオンのようなものであり、動力源であるA.T.フィールドをこの銃の中に自ら発生させることができる。そのため、零号機F型が右腕と右足を切除したように動力源を確保する必要がない。
これ一機でエヴァンゲリオンを葬ることもできるほどの威力を持つ。
エヴァフォウチュン
人間を洗脳することで自らを建造させたエヴァンゲリオン。自身を作らせた国を破壊し、世界規模で精神汚染を引き起こした。
またこの世界にはある水準に達したエヴァンゲリオンが3体いるとその次に必ずフォウチュンが誕生するという法則のようなものがあり、「オブジェ」と呼ばれる青白い敵を作ることを目的としている。