CV:喜多村英梨
人物像
アルトネリコ3のヒロイン。ユリシカ、ソーマ、スズノミア(和服の少女)といった多重人格を抱えている。
性格はツンデレで、少々ドジなところがある。幼い頃から辛いことや寂しい思いをしたときがあると、夜空を眺め気を紛らわせていたため、星巡りを始めとした星の並びに詳しい。
彼女のコスモスフィア内では、暗くて汚いトイレに閉じ込められるといった心象風景や、自身の理不尽な境遇を無理に合理化するための葛藤が描かれる。その経験から自身の精神を保護する防衛機制として、虐げられて喜び最終的には消滅しようとすることでアイデンティティを保とうとしたり、自分の不幸を不可避な形で演出することで、主人公の蒼都に構ってもらった挙句引きずり込もうとする歪んだマゾヒズムを持つ。深い所へ行けばいくほど現実でのマゾヒズムは露わになり、アオトのデコピン一撃で感じてしまったりすることもある。彼女は『総意』に常に監視されており、彼女自身「どうしようもない自分を、誰か、信頼できる人に管理されたい」という願望があるらしく、首輪をつけられた状態でアオトにそのことを告白する。その際アオトに「変態」と言われたのは言うまでもあるまい。
背中が弱点らしいのだが、背中剥き出しの格好をしているため、これも真性マゾという判定を受ける。
ヒュムネコードは「FINNEL_FEHU_TILIA_HARVESTASYA」。
詩魔法「ももこ」
小悪魔な服装にアイパッチ、猫っぽい耳と尻尾を持つ。攻撃方法は手に持ってるウサギみたいなが付いた杖を相手に向けて火焔を撃ちこむといったもの。顔を紙袋やフルフェイスヘルメットで隠しているが、フィンネルの最終パージ時には素顔が見える。その時、とても怖い笑顔をしている。そしてその顔に似合うくらいに凶悪な火力で敵を焼き尽くす。
コスモスフィアでは真性マゾのフィンネルにお似合いな超ドSであり、事あるごとにフィンネルをいじめつくす。それのせいでアオトとは度々衝突するがその都度アオトの優しさを強調してくれているため、結果的に二人の仲を取り持っている。
余談だが、pixiv内でアルトネリコ3の心の護の中では一番多く描かれている(その次がかぼたつ)。