アントマン
あんとまん
MARVEL社の連載コミック。またその主役キャラクターのことを指す。初代、二代目、三代目と長い歴史を持つ古参ヒーローである。
曖昧さ回避
『超人バロム・1』に登場するキャラクターについては「アントマン(超人バロム・1)」を参照。
概要
アントマン(Ant-Man)はMARVELコミックで活躍するスーパーヒーロー。
後述するように初代、二代目、三代目が存在する。
初登場は1962年。
アベンジャーズだけでなく、ファンタスティック・フォーなど幅広いヒーローたちと交流があり、蜘蛛サイズになったスパイディに対処したこともある。
主な能力(一部)
- 超頭脳
- 侵入とスリのエキスパート
- 強化改造された蟻との交流&使役(1.6km四方ほど)
- サイズ変更(巨大化した際はジャイアントマン)
- 超小型化による物質すり抜けと侵入
- 物質の巨大化と小型化(上手く応用すれば凄まじい威力)
- 優れた格闘能力(蟻サイズでもパワーは下がるどころか、むしろ速度が弾丸並みになっていて正拳の威力が殺傷力レベルになるほど強い)
- 生体電撃銃とヘルメットからの攪乱熱線(ワスプのスティングより少し威力が低い)
- エネルギー吸収
- ワスプやイエロージャケットの武器&スーツとそれらの能力
- サイボーグ化(一部)した後では、以下の能力などが付随
- 怪力・スピード・タフネス
- 飛行能力
- 焼却プラズマ砲
- 物体牽引光線「トラクタービーム」
- 脳眼異常攪乱光線
- プログラム・トランスミッター
人物
MCU版
単独実写映画が2作公開されており、3作目も公開予定。
主人公はスコットで、ピム博士が開発した「ピム粒子」と呼ばれる液状化学物質を用いることで縮小・巨大化が出来るアントマン・スーツを着るヒーロー。ただしスーツの機能は縮小・巨大化くらいしかなく着ている本人の自力が物を言う。
また巨大化しすぎると数分で体調不良に陥って気絶したり、縮小化しすぎると量子の世界から帰ってこられなくなるなどまだまだ欠点も多い代物である。
同じくピム粒子を用いて縮小できる、羽アリのような羽根により単独飛行が可能となったスーツを着た「ワスプ」も登場している。
2016年の映画『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』ではスパイダーマンとの「虫コンビ」が最も活躍した他、ゲーム『マブカプ3』などで再現されてきたホークアイとのコンビ技も実現した。
アントマン&ワスプ:クアントマニア
2023年公開予定の第3作。ヴィランはM.O.D.O.K.と征服者カーン。
前2作がそれぞれ『エイジ・オブ・ウルトロン』と『インフィニティ・ウォー』の次の映画という、一部で評された「『アベンジャーズ』シリーズの口直し」的な位置づけだったのと対照的に、『Avengers: The Kang Dynasty』に直結する重要な映画とされている。
動画
『クアントマニア』公開に先立ち、これまでの活躍をまとめたもの。