🎸概要
フルアコースティックギターの歴史は、ギブソン社が「ホロウボディ・ギター」と呼ばれる同社が1920年代に発明したバイオリンの形を元にした膨らみを持たせたトップの形状やf字孔などが特徴的なジャズで多用されてきたアコースティックギターに電気的に音量を増大させるべくピックアップを付ける改造を施した事に始まったと言われています。
アコースティック・ギターをベースに改造したというルーツを持つ故にアコースティック・ギターと同程度の空洞部を胴に持ち、ブリッジは弦のテンションのみでボディに乗っかっており、ボディの後ろ端にテンションがかかるブランコ式のテイルピース(トラピーズ テイルピース)が多い。音はかなり柔らかく厚みのあり、そのボディ構造と大きな容積のため、大音量になるとアンプの音でボディが共振し、いわゆるハウリングが起きやすく特徴的な音が出る。
スウィング・ジャズの頃から用いられ、代表的なブランドは、グレッチのテネシアンやギブソン社のES-175やSuper 400 CESなどである。
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