概要
大阪府箕面市箕面1丁目にある阪急箕面線の駅。同線の終点で駅番号はHK-59。
阪急の駅では最も標高が高く、最古の駅の1つとなっている。
箕面滝や竜安寺の観光輸送を目的として箕面線が敷設されたため、現在の市街地の最も北端の山裾である箕面滝道の入口に駅が設置された。
当駅前にある阪急バスの停留所は「阪急箕面駅」だが、かつては単に「箕面」だった。また、ここには大阪駅前(バス停は「梅田」)より国道176号(豊中駅以南)経由でバスが直通で乗り入れていたこともあったが、当該路線は再編により現在は新大阪駅発着となっただけでなく、平日に1往復するのみとなっている(ほとんどは新大阪駅〜柴原阪大前駅の区間便)。
さらに、2022年12月17日のダイヤ改正で当駅発大阪梅田行き直通列車が廃止になったこともあり、梅田へ出る際には最低1度の乗り換えが必要になった。
歴史
- 1910年(明治43年)3月10日に箕面有馬電気軌道(現在の阪急電鉄の母体)として開業。開業当時の駅名は箕面公園駅。
- 1931年(昭和6年)~1932年(昭和7年)頃に現在の駅名である箕面駅に改名された。
- 2011年(平成23年)3月27日に駅構内に足湯が開業する。
- 2013年に駅番号が導入された。
駅構造
櫛型ホーム2面2線の地上駅。
ホーム有効長は8両分まで対応しており、駅舎(改札口)はホームの北端にある。
主に使用する1号線のみ両側のホームに挟まれており、島式型になっている2号線側ホームを降車用として使用する。
かつて梅田方面への直通列車が運行されていた頃には、当該列車運行時間帯には1号線に梅田方面直通列車、2号線に線内折り返し電車が発着していた。
利用状況
- 2018年(平成30年)度の1日平均乗降人員は17,331人である(大阪府統計書より)。
年度別
年度 | 乗降人員 |
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2008年(平成20年)度 | 17,357人 |
2009年(平成21年)度 | 16,530人 |
2010年(平成22年)度 | 16,636人 |
2011年(平成23年)度 | 16,101人 |
2012年(平成24年)度 | 15,925人 |
2013年(平成25年)度 | 17,724人 |
2014年(平成26年)度 | 17,012人 |
2015年(平成27年)度 | 18,628人 |
2016年(平成28年)度 | 18,467人 |
2017年(平成29年)度 | 16,669人 |
2018年(平成30年)度 | 17,331人 |