プロフィール
公式紹介
音楽隊唯一のエースウィッチ。
ある事情から戦線を離れて音楽隊へやってきた。見た目はクールだがハートは熱いみんなの憧れのお姉さん。
エリーとは親友同士。
人物像
連盟空軍航空魔法音楽隊所属。「ルミナスウィッチーズ」のリーダーを務め、メンバーみんなをまとめる先輩ウィッチにして、スオムス空軍の元エース。真面目に任務・活動に取り組み、尉官として隊員たちの模範となるよう努める人物。その長身と美麗により憧れの的となっている。
- かつては前線で活躍するエースだったが、負傷により体内の魔法力循環経路に支障をきたし、戦闘力の源である魔法力が低下(航空ウィッチ用の機関銃を持てなくなるほど)、戦線からの離脱を余儀なくされた。その後、野戦病院での療養を経て、ある時期よりグレイス隊長の設立した音楽隊に参加する。
- 劇中では親友のエリーとともに、既に音楽隊活動に従事している。歌手としての活動には生真面目に取り組む一方で、戦えないことへの負い目も感じている。
- 看護師であったエリーとはガリア戦線での野戦病院時代からの知り合いで、音楽隊でもペアを組んで活動してきた。基地においては二人同室をあてがわれている。
- 「負傷して音楽隊へ転身したエースウィッチ」として既に有名人なようで、なかでも音楽隊の後輩ミラーシャからは「アイラ様」と呼び慕われている。
- 当初は前線を離れ後方の音楽隊で活動することに対して葛藤を抱えており、音楽が人を救えるのか・自分の歌声は誰かに届くのかと疑問に感じつつも歌っていた。
- 音楽隊の中ではリーダーとして、後から隊に加わった後輩たちの指導に当たっている。同じく先輩組のエリーとは違い前線経験もあったため、指導内容は厳しく、歌唱練習よりも飛行訓練を重視した指導を行う。だが、訓練飛行中に新隊員のマリアが空中で失神して墜落し掛ける。自身の音楽隊という場にそぐわない訓練のやり方のために後輩がついていけなくなったことを気に病んで反省し、最終的に指導態度や自身の音楽隊ウィッチとしての心構えを改める。
後輩であり自身を慕ってくれるミラーシャの存在や、歌を通して市井の傷ついた人々と交流していく中で、次第に音楽活動に対しても前向きに接するようになる。
音楽隊のワールドツアー中、ローマ公演のために街路でチラシ配りをしていたところ、街行く少女たちに黄色い歓声を揚げられた。
チェリャビンスク公演のラジオコンサートでネウロイに遭遇した際には、敵の位置を特定したジニーを通信可能な雲の上まで連れて行くためにエスコートし、元エースとしての知識と経験を披露している。
使い魔
使い魔はホッキョクオオカミのフィン。真っ白な毛並みが美しい、大型の使い魔である。ルミナスでは唯一となる「かっこいい系」の動物の使い魔。
エリーの使い魔であるリオとは付き合いが長いようで、よく二匹で一緒にいる。
モデル
フィンランド空軍の「アッレ・パイヴィオ・リンナマー」という人物であると考えられている。
- フランス製のM.S.406戦闘機を乗機とし6機を撃墜するエースであった。1942年に敵地へ強行着陸した際に、地雷で負傷し動けなくなっていたところパトロール兵の接近を察知して自決するが、このパトロール兵は友軍であったという悲劇的な結末を迎える。
- フランス製戦闘機を乗機としていたことから、作中でエリーと仲が良いのはこのためではないかとも考察される。
余談
シリーズ原作者の島田フミカネは自身のTwitter上で、「全然公式じゃない」非公式の設定と断ったうえで、本編開始前の時期のアイラが音楽隊に加わるまでの経緯について呟いている。(Tweet①、Tweet②、Tweet③、Tweet④、Tweet⑤、Tweet⑥)
それによれば、
- 1941年に負傷で後送(当時13歳)
- ウィッチは魔力によって回復が早いので、傷痕はエリーでもなければ見つけられない。
- 42年中まではリハビリを続ける。
- 42年末のサトゥルヌス祭で、エリーや職員に薦められて渋々歌唱に参加する(歌自体は好き)
- たまたま別件で訪れていたグレイスの目に留まり、「進路に悩んでいるなら、とりあえず軍籍を残せるほうでやってみない?」という流れになる。
- 43年以降、本編開始まで1年ちょっとエリーと二人体制
という経緯であったようである(※本編側描写との矛盾もあるため、あくまで参考程度)。
関連イラスト
関連タグ
ワールドウィッチーズ ルミナスウィッチーズ 連盟空軍航空魔法音楽隊
エレオノール・ジョヴァンナ・ガション ...親友同士。音楽隊のサブリーダー。
膝に矢を受けてしまってな... なお、アイラの負傷箇所は右腕である。