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ディハルトの編集履歴

2023-01-09 22:05:36 バージョン

ディハルト

でぃはると

ゲーム「ラングリッサーⅢ」に登場するキャラクター

CV:神谷明(Ⅲ) / 平川大輔(モバイル版)

概要

ラーカス王国が誇る空中要塞「浮遊城」の城主ウィリアム侯爵の元で修行し、

騎士となった17歳の青年。フルネームは「ディハルト・クラウス」。

父親クラウス伯爵は南隣りのバーラル王国との同盟を成功させた外交官であり、その関係でバーラル王女フレア姫と幼馴染。

浮遊城で騎士叙任の式典に臨んでいたが、北の隣国リグリア帝国の元帥アルテミュラーが副官のファーナと共に飛兵部隊を率いて浮遊城を襲撃。迎撃したウィリアム侯爵は討ち取られ、先輩騎士ジェリオールも重傷を負う。更に浮遊城の動力源であるクリスタルを破壊され、落下する城からウィリアム侯爵の娘ティアリス、瀕死の重傷を負ったジェリオール、そしてジェリオールの婚約者レイラ共々脱出し同盟国バーラルに向かった。しかし待ち受けていたのは残虐な暴君に変貌したウィルダー王だった。バーラル兵に襲われやむなく母方の叔父レイモンド子爵の元へ逃れ、彼の息子ルインと協力して別働隊を結成してラーカス復興を目指しリグリア帝国、そして魔族の国ヴェルゼリアとの戦いに身を投じていく。


人物

騎士として修行に励んでいただけあり、発展途上とはいえ個人の武勇に加えて指揮能力も高く、

初陣となった浮遊城防衛戦ではティアリスと共にウィリアム侯爵らを支援する活躍を見せた。

非常に理知的で思慮深く、少々の窮地では驚きこそすれ取り乱すことも無い。

この辺りは、遥か未来にあたる前作「Ⅱ」のレオン将軍の遠い祖先だからと考えれば

納得が行くかもしれない。自身の強さと統率力。冷静な判断力とカリスマ性。

正しく『騎士の鑑』を体現した人物といえるだろう。

尚、攻略本では血塗れの剣を二刀流にして凄絶な笑みを浮かべる荒々しい姿で描かれている。

ラングリッサーモバイルではアサシン部隊を率いる騎兵として登場。

強敵との戦いをめんどくさがるなど、少々性格が軽くなってしまった感がある。


女性関係

本作からストーリーの進行や選択肢によってヒロインの好感度が変化するマルチヒロイン方式を採用しており、仲間となる女性の中から5人がヒロイン候補となる。

リグリア帝都での最終決戦を前にディハルトは野営地で悔いを残さないよう想いを伝えることになるのだが、どのヒロインもドラマチックなシーンが見られるので必見。


  • ティアリス

ディハルトが叙勲を受けたウィリアム侯爵の娘。第1話から共に苦難を乗り越えてきた相棒でもある。最年少ながら戦争で父をはじめ多くの人々の死に心を痛めながらも健気にディハルトと共に乗り越えていく姿に保護欲をかき立てられたプレイヤーも多いのではないだろうか。

好感度選択肢のチャンスは多く、分かりやすいものばかりであるため、初心者向け。


  • リファニー

ガイエル将軍の下から騎士見習いのピエールの助けを借りて脱出した名門魔導師家系の娘。序盤では貴重な魔法使いのため、彼女の持つ範囲攻撃魔法は様々な戦略に革新を齎してくれる。彼女も比較的参戦が早く、ティアリスと同じくらい好感度を上げやすい。


  • ルナ

ラーカス王国内でも指折りの知将「トーランド男爵」の15歳になる一人娘。一行の中ではティアリス、ルインに次ぐ若年ながら兵法に造詣が深く、時折マップ開始時に大胆且つ効果的な作戦を提案してディハルトたちをサポートしてくれる。ユニットとしても頼もしい彼女だが、好感度アップのためには選択肢のみならず各マップを高評価でクリアしていく必要がある。これにかかわるのはクリアまでに要したターン数であり、実は初回プレイ時ではまず達成不可能なほどに難易度が高い。

彼女が実質2周目以降のヒロインと呼ばれるのはそのため。


  • ソフィア

一族代々ヴェルゼリアの魔族から人類を守護していた巫女の一人で、「ルシリス・ゲート」と呼ばれる光の女神ルシリスの聖地を守護している。人間同士の戦争には否定的で、彼女の好感度は選択肢の他に好戦的なセリフを避けたり、勝利条件に含まれない敵を極力倒さないように工夫する必要が出てくる。

ルナほどではないが、初回プレイで貴重な経験値源となるザコ敵を掃討できないのは非常に苦しいので、結果的に彼女も初回ヒロインを目指すのは難しい。

因みに人間相手だと慈愛の塊みたいな彼女でも、こと魔者達に対してはかなり容赦なかったりする。

Ⅱのソニアが見たら「偽善者」と怒ったりするかもしれない。


  • フレア

幼少期にディハルトが過ごしたバーラル王国の姫であり、ディハルトの幼馴染。そして変貌してしまった父王ウィルダーへの戸惑いと、国内の人々を取りまとめる責任。そして同時に想い人であったディハルトへの葛藤と、見ているこちらが苦しくなるほどの苦難を背負ってしまっており、半ば「真のメインヒロイン」と化している。実際Youtubeなどの実況プレイでも最終的に彼女をヒロインに選ぶユーザーも多い。

彼女は戦闘中の選択肢の他に、ディハルトの動向やマップの戦闘結果が大きく影響し、

難しいが初回でも好感度1位に上げられる。

彼女を攻略したいのなら、とにかく「ディハルトと彼女を戦わせない事」を意識してプレイしよう。

また、彼女の生存と加入は真エンディングの条件でもある。

真の最終決戦では数多の苦難を乗り越えてきたディハルトとの愛と信頼をこれでもかと見せ付けてくれることだろう。



余談

ラングリッサーⅡに登場する騎士レオンは子孫。ディハルトが倭国の侍・霧風からもらった名刀「虎徹」を受け継いでいる。

元ネタはキャラクターデザイナーのうるし原智志が影響を受けたアニメーター兼漫画家の結城信輝が手掛けた漫画作品ことヴェルバーサーガのサブキャラクターである大男ならぬ大女のギぜル・ルーと考えられる。


関連タグ

ラングリッサーⅢ

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