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詳細編集

メサイヤから発売されたラングリッサーシリーズの第3作目で、SS(セガサターン)より発売され、後にPS2(プレイステーション2)に移植されたが、システムは変わらないどころか裏技が削られているため難易度が上がっている。

システム的には他作品と異なる。


3作目ということでタイトルはⅢとなっているが、ストーリーは"ラングリッサーⅠ"よりも前の時代であり、聖剣ラングリッサーおよびシリーズを通して暗躍するボーゼルの誕生と、全シリーズに登場するジェシカの秘密が明らかになる作品である。


主な登場キャラクター編集

ラーカス王国編集

ディハルト[pixivimage:2332312]編集

今作の主人公。

ラーカス王国の騎士として叙任を受ける当日、リグリア帝国による浮遊城襲撃を受け辛くも脱出。

仲間を集め、叔父レイモンド子爵の下で帝国との戦い・更には地上征服を目論む魔族との戦いに挑んで行く。

Ⅱのレオンの祖先。

ティアリス[pixivimage:2332193]編集

ラーカス王国の国防の要・浮遊城を守備するウィリアム侯爵の令嬢。

子供らしい言動で、ウィリアム卿の元で騎士修行を積むディハルトを兄の様に慕う。

ルナ編集

ルナ(ラングリッサー)

大陸全土に名を知られる知将トーランド男爵の娘。父譲りの知勇を引き継ぎ、礼節を重んじる。

ディハルトの副官兼軍師として活躍。Ⅰのナーム、Ⅱのシェリー、Ⅴのシグマとクラレットの祖先。

リファニー[pixivimage:2606916]編集

ラーカス王国の貴族令嬢で魔術師見習い。

リグリア帝国四天王・ガイエル将軍の手勢に追われている所をディハルトに救われ、

以後行動を共にする。言動はのんびり屋に見えるが頭脳明晰。小説版とエニックスにてGファンタジーから出ていたコミカライズ版からはハブられている。

ソフィア編集

リクイラ:ソフィア

ファーベル神官の娘で光の巫女。ルシリスゲートの南門を守る実力者だが殺生を嫌う。小説版ではハブられてる。

Ⅱのリアナとラーナの祖先。

ルイン[pixivimage:2897711]編集

レイモンド子爵の息子で、彼が建国したエルスリードの二代目国王。

Ⅰのレディン、Ⅱのエルウィンの祖先。

ギルバート編集

片田舎で暮らす剣豪。

娘コティを誤って殺めてしまい、その後悔から娘の墓を守り隠遁生活を送っていたが

死人使いグロブに娘の魂を弄ばれた事をきっかけにディハルト一行へ加わる。

グロブを憎悪し、討ち果たすべく邁進する。

シルバーウルフ編集

戦前はラーカス王国を騒がせていた義賊。

バーラル王国軍に包囲されたラフェルの街からディハルト達を離脱させる為に奮戦、

後にラーカシア奪還の為に協力し、行動を共にする。

ピエール編集

ラーカス王国の騎士見習い。

リファニーと共に民衆を連れて敵軍から逃亡中、ディハルトに救われ仲間に加わる。

気楽な言動で味方を賑わすムードメーカー。

ファーベル編集

ルシリスゲート東門の守護神官でソフィアの父。

温厚篤実な紳士だが敵に立ち向かう気概を持つ英傑。

ジュグラー編集

ルシリスゲート西門を守る聖獣。

味方では珍しく人外でふかふかの姿から人気者。エスト、オストのように様々なモンスターにクラスチェンジできる。

霧風編集

東方にある倭国という国のサムライなる戦士階級。

主君・茂忠と家族を変幻のフェラキアに虐殺され、レイモンド卿の客将として仇討ち行脚の旅をする。

郷里へ帰る別れ際、ディハルトに愛刀を託した。刀はⅡのレオンにまで受け継がれる事となる。

ジェシカ編集

伝説の魔導師と呼ばれる大魔導師。今回はその正体が明らかに…!

ジェリオール編集

浮遊城を治めるウィリアム侯爵の配下で、ラーカス最強と名高い騎士。

ディハルトの良き先輩・兄貴分として接する。

浮遊城陥落の際、リグリア帝国軍元帥アルテミュラーとの戦いで深手を負い

ラフェルの街まで撤退するも、ディハルトに身動きの取れない自分を置いて行く様に言ってラフェルに残る。その後の消息は不明だったが…

レイラ編集

ジェリオールの婚約者。婚約が発表されたその日に離れ離れとなったジェリオールとの再会を信じ、伝令係として活動していたが…

レイモンド子爵ジークハルト編集

ラーカス王国の子爵でルインの父親。

浮遊城の陥落を契機としたリグリア・バーラルを主とする周辺国の侵攻に際し、

密かに兵力を集め他国に切り取られた領土及び王都ラーカシア奪還の為に決起、総指揮を執る。

遂にこれを果たした後は奪還した領土を再統合し、エルスリード王国として建国

名をジークハルトと改めて初代国王に即位する。

後に、勢力を増すボーゼルと魔族への対抗手段として

聖剣ラングリッサーを生み出す為に高潔な者の魂が必要となった際、

自らの魂を差し出してラングリッサーに宿り世界を見守る意思となった。

リグリア帝国編集

アルテミュラー[ pixivimage:53691876]編集

若干19歳で元帥になった帝国大公。先帝の子にして現皇帝の甥であり、人望が厚い。

中盤、ヴェルゼリアで闇の帝王ボーゼルを倒した直後、パウルの命令を受けたガイエルのためにファーナは殺され、怒りに我を忘れてアルハザードを握ってしまい、ボーゼルとなってしまう。(PS2版では名前が“アルテ・ボーゼル”と表記されている)

正史ではファーナとエマーリンク、ディハルトたちの説得で人間の心を取り戻し、ラングリッサーの力で正気に戻り、終盤でディハルトたちの仲間に加わる。

Ⅴの主人公・シグマの祖先であり、パウルが全シリーズを通して暗躍する今のボーゼルになるきっかけを作ってしまった元凶でもある。

それ故に怒りに我を忘れていたとはいえ、パウルをボーゼルにしてしまった事をとても悔やんでおり、本人と対峙した際は「恨みがあるなら私だけに晴らせ!」と呼びかけていた。

ファーナ[ pixivimage:14677242]編集

アルテミュラーの恋人で帝国四天王の紅一点。アルテミュラーが暴走したり、家族を人質にされたりと悲劇的な女性である。アルテミュラーと幸せになれるかどうかは、プレイヤーの腕次第。四天王で唯一血縁者の存在がはっきりしており、ウリ二つの妹・アンナがいる。

エマーリンク[ pixivimage:60951767]編集

帝国四天王の一人で、冷静な策略家。

中盤でボーゼルになったアルテミュラーの性格が豹変していることに気付き、

アルテミュラーを救いたい一心で一度は離反し、ディハルト達の仲間に加わる。

アルテミュラーを救った後は正規ルートにて再び帝国四天王に復帰し、ボーゼルになったパウルと対決する。

その際己の贖罪の為に自分だけを殺せというアルテミュラーの説得に聞く耳持たないパウルに「何処まで曲がった男だ…!」と怒りを露にしていた。コミカライズ版では名前を呼ばれる描写はないものの本人が登場する描写自体1話のみ覗える。

ボルツ編集

Ⅰのランス、Ⅱのバルガスのように卑劣な行いを嫌う花も実もある尚武の将軍。

傷だらけの肉体を露呈した半裸かつ隻眼の巨漢と言う外見に似合わず心優しい人物で、

一兵卒であろうとも消耗品扱いしない男気ある好漢。

戦災孤児だったために下々の苦労を理解でき、温かく接するために部下の信愛は強い。

パウル→ボーゼル編集

現皇帝・クライスト4世の息子だが、自分が皇帝になる為卑劣な手を使う。

アルテミュラーの父であった先帝を殺害して、その弟で実父のクライストを即位させ、

その父が自分を邪険にしてアルテミュラーを後継者にしようとすれば妨害すべく陰謀を企て

ついには殺害に至る陰険狭小な人柄。

そしてアルテミュラー失脚の為にガイエルと結託したが、結果的にはアルテミュラーをボーゼルにし、彼の復讐によって瀕死の重傷を負う。

正規ルートでは自分を痛めつけたアルテミュラーを呪い、自分を受け入れない世の中全て対する憎しみをカオスに認められ、闇の王子ボーゼルとなって転生。シリーズを通じて暗躍する。

ガイエル編集

帝国四天王の一人。苦労して将軍になったため、年下で若くして元帥になった苦労知らずのアルテミュラーに嫉妬している。それ故に彼に忠誠を誓っておらず、不満を持っている。

卑劣な手を使うことが得意で、アルテミュラーを失脚させる目的でパウルと結託するも、ヴェルゼリアでの一件でアルテミュラーをボーゼル化させた挙句、一瞬で斬り伏せられる。

しかし、それでも自分の非を認めないまま死んだ為か、終盤にてカオスの手によって魔将軍となって復活。後にⅤで再登場する。コミカライズ版でも登場するものの名前を呼ばれながらほぼ目立たない感じの出番しかなくその後の経緯は何事もなかった様に断たれている。

クライスト4世編集

リグリア帝国の皇帝でパウルの父。ハインリッヒ・クライスト4世とも呼ばれる。

彼は先帝の弟、つまりアルテミュラーの叔父でもある。

先帝の息子であるアルテミュラーの才覚を高く評価し、功績を挙げさせるために長年のリグリア帝国にとっての悲願であるラーカス王国への侵攻を決定させた。しかし先帝を謀殺し権力を手にしようとしていた息子パウルの不興を買い、毒殺されてしまった。アルテミュラーは父の死に関する経緯に感づいており、この叔父に対しては敵意を有していなかった。


バーラル王国編集

フレア[pixivimage:27177715]編集

バーラル王国の姫君で、ディハルトとは幼馴染。

蟲使いラグによって父が豹変したことでディハルトと戦わなければならないことに苦悩する。

正規ルートに進むための重要なキャラである。

ちなみに公式イラストでは女性キャラとしては珍しく重装備である。ソフィアとは対照的にGファンタジーのコミカライズ版にてハブられた。(と言うよりコミカライズ版は相当登場人物や国など、設定がハブられているお粗末なヘビーローコスト版なのでバーラル王国自体が存在しない)

ディオス編集

フレアの父・ウィルダー王の人柄に惹かれ仕える若き将軍。

まだ20代だが実年齢よりずっと年嵩に見える人相と屈強な体躯が特徴。

ウィルダー王の変節後、王の方針に反発して出奔、追手が掛かった所を

ディハルト達の加勢で逃れ、以後行動を共にする。

ウィルダー編集

フレアの父親・バーラル国王。

優しい人柄だったがある時、狩りに出かけた際に負傷して帰って以来

人柄が豹変・暴君となり、リグリア帝国による浮遊城陥落に乗じてラーカス王国へ侵攻する。

最終的には正気を取り戻すが、直後に体を操られ自刎させられた。

ダークナイト編集

バーラル王国によるラフェルの街制圧後、ウィルダー王が何処からか見出し雇い入れた騎士。

常に黒い鎧に全身を包み正体は不明、リグリア帝国のアルテミュラーとも互角に戦う強者。

戦で深手を負っても翌日には何事も無かったかの様に戦場に立つ、謎の不死性を持つ。

ヴェルゼリア編集

混沌の王カオス編集

魔族が崇拝する神だが、絶対悪ではない。

闇の王子ボーゼル編集

ヴェルゼリアを総べる王だが、シリーズと通して登場するボーゼルとは別人。

変幻のフェラキア編集

変身能力を用い、人々を混乱に陥れている三魔将の紅一点。後にⅤにも登場する。

死人使いグロブ[ pixivimage:30645681]編集

死人を操ることが出来る三魔将の一人。後にⅤにも登場する。

蟲使いラグ編集

蟲を使って人を操ることが得意な三魔将の一人。

魔族が崇拝するカオスの望む混沌の世界の永続という使命の為に、

ウィルダー王を洗脳した張本人であり、

正規ルートではディハルトとフレアの怒りによって完全に消滅した。


他勢力編集

ド・カーニ編集

異民族・シカデスヤン(通称・シカ族)の勇者。

ソフィアを生贄にすべくさらうが、彼女の神通力に感服して女神の如く崇める。

恩義は必ず返すものと言う信念を持つ仮面の戦士で猛火も恐れぬ勇猛を誇るが、

ある悲しいイベントと引き換えでないと彼の雄姿は拝めない。


ケー・ツカイロ&カ・シンド編集

ケー・ツカイロはシカデスヤンの族長でド・カーニの主君。

一度は敵対するがソフィアに傷を治され、その力に感服した。

カ・シンドはド・カーニの同胞だが蟲使いラグに洗脳されて狂わされてしまった。


兄貴編集

毎度おなじみ(笑)のバラン・アドン・サムソンのボディビル三人衆。

男女別に入口を分けたうみにんジムで鍛錬にいそしむ。ディハルト一行には「エッチぽくて大人で、りりしくて迫力のある女王様」がいるのだと言ってくる。また、あるマッチョマンのポージングで昇天する事も…


うみにん編集

外宇宙から飛来した謎の存在。兄貴達のジムに飾られた像もある。ある条件を満たすと傭兵部隊として使用可能になる。


余談編集

ヒロインのうち中の人らは前にも某魔法戦士アニメにおいてリファニーは小さくて剣道趣味な炎を司る主人公、フレア姫は背が高くてフェンシングを得意とするお嬢様系の水を司る参謀長的ヒロイン、ルナは弓道を得意とする私立出身の才女気質な眼鏡っ娘を担当しては共演していた経験がある。


別名・表記ゆれ編集

ラングリッサー3 ラングリッサーⅢ ラングⅢ ラング3

関連タグ編集

メサイヤ

ゲーム SLG セガサターン プレイステーション2

ラングリッサー ラングリッサーⅡ ラングリッサーⅣ

ラングリッサーⅤ

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