アルテミュラー

あるてみゅらー

アルテミュラーは、ゲーム「ラングリッサーⅢ」登場人物のひとり。

CV:塩沢兼人 / 子安武人（ラングリッサーモバイル）

概要

リグリア帝国軍元帥にして大公の爵位を持つ19歳の青年皇族。先代皇帝の遺児にあたり、現皇帝クライストⅣ世は叔父、皇太子パウルは従兄弟にあたる。

戦士としても司令官としても大陸最高峰の実力を持つ猛者で、寒冷地が多く万年食糧不足の祖国を憂い肥沃なラーカス王国に侵攻。

手始めに王国の守りの要である浮遊城を襲撃。司令官のウイリアム侯爵を討ち取り、城の守備隊長ジェリオールにも深手を負わせ、動力源であるクリスタルを破壊。その際に側近ファーナがジェリオールとの戦いで負傷し、その救出を優先。ディハルト達の脱出を許す。

戦いが進むにつれ彼女に惹かれていくも、妹アンナを魔族の王ボーゼルの計略で人質に捕らわれ自身の暗殺計画を知り、仮死状態になる薬を用いて偽装死を装い、単身ヴェルゼリアに向かう。

ディハルト達との共闘の末ボーゼルを討ち、晴れてアンナを奪還したものの、裏切ったガイエルの奇襲から彼を庇いファーナが絶命。憎悪によりボーゼルの遺した『魔剣アルハザード』を手にして剣に取り込まれ新たなボーゼルと化す。そのまま魔族の軍勢を従え帝国に帰還。クライストⅣ世を暗殺し下克上したパウルと、彼に従うガイエルを粛清し帝位を奪還。魔剣でファーナを蘇生、満を持してラーカス王国改めエルスリード王国へと侵攻する。

決戦では、ボーゼルに変貌したアルテミュラーを救う為ディハルト達に降った軍師『エマーリンク』によってファーナを説得、更に彼女とエマーリンクでの二重説得後、ディハルトが聖剣で倒す事により魔剣の呪縛から解放出来るが、失敗すれば死亡、ファーナも後追い自殺という結末に。成功した場合、カオスの力で復活したパウルが新たなボーゼル(過去のシリーズに登場したボーゼル)となり、蘇ったガイエルにディハルトの恋人(告白に成功したヒロイン)を生贄として拉致イベントが発生、その決着をつけるべくファーナ共々ディハルトに協力を申し出てくる。

戦後、カオスの影響力が失われ衰弱したファーナを救う為エマーリンクに全てを託し旅立った。エンディングでは、ファーナを元に戻し、帝国の危機を救ったことが語られる。

余談

• ラングリッサーⅤの主人公シグマは彼の子孫。
• オリジナルでの担当を務めた塩沢兼人氏が2000年に逝去後、モバイルで後任を務めた子安氏は『北斗無双』でレイの声を受け継ぎ、これらの出来事は追体験及びガチャでの自軍ユニットとしてプレイ可能。