月の聖杯戦争で用いられた新しい魔術。
当代最先端の魔術師の手によって、
神秘の片鱗は霊子の世界でその輝きを取り戻した。
概説
レアリティ | SSR(☆4) |
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COST | 9 |
スキル | 自身の攻撃力と防御力を25%アップする(3ターン) |
限界突破 | 自分の攻撃力と防御力を30%アップする(3ターン) |
イラスト | Anmi |
スキル効果は3ターン攻防25%アップ。ターン制限はあるものの、効果自体は中々強力なもの。
効果の汎用性自体は高いため、「誰に装備させるか」以上に「装備させたサーヴァントをどこに配置するか」を考えて有効利用したい。
控えや最後列のサーヴァントに装備させて、敵味方共に消耗している状況で本礼装により強化されたサーヴァントで決着をつけるというような使用例が考えられる。
他、バーサーカーを玉砕前提の鉄砲玉として運用する場合は本礼装はうってつけとも言える。
イラストのモデルは遠坂凛。
「コードキャスト」の出典は『Fate/EXTRA』の凛の十八番の魔術。
つまりこの凛は“遠坂家の凛”ではない、平行次元で凛の姿を得たその血筋を引く人物である。
由来
『Fate/Extra』シリーズに登場する用語。
魔力が枯渇した現実世界の魔術に代わり、電脳世界でウィザードたちが使用する簡易術式のこと(わかりやすく言うと魔術のようなプログラムというべきか)。
プレイヤーは礼装に付随するデバフ、バフ、回復、マップの閲覧目的に使用する事が出来、これらは関数のように表記されている。作中では自身の体に組み込む修得型(インストール)タイプや決着術式といったタイプも存在する。
メタ的な事を言ってしまうとマスターによる魔術支援をゲームシステムに落とし込んだものであり、このシステムは『FGO』にはマスタースキルという形で受け継がれた。他作品でいう所のカードスラッシュや戦闘用アイテムのようなもの。
殺生院キアラは五停心観(精神の不調を物理的に摘出するコードキャスト)、万色悠滞(対象の電脳体に侵入し、精神と魂を読み取るコードキャスト。真言立川詠天流の密教修法をアレンジしたもの。人権侵害の恐れがあるとの判断からキアラ自身が封印したという曰く付きの代物)という特殊なコードキャストを持つ他、レオナルド・ビスタリオ・ハーウェイは宝具「いまは遙か理想の城」を解析した「聖剣集う絢爛の城(ソード・キャメロット)」という決着術式を持つ。
なお、『Fate:Lost_Einherjar極光のアスラウグ』の世界線ではカウレス・フォルヴェッジ・ユグドミレニアの理論を元にアトラス院が作ったとある。EXTRAの世界線での開発者は不明だが、FGOの概念礼装での説明からコンピューター技術に躊躇いのない魔術師が開発に関わった事がうかがえるので、そちらの世界線でカウレスが関わっていても全くおかしくはない。