現実のディメトロドン
背中にある帆が特徴的な哺乳類型爬虫類(正確には単弓類)の一種。
この種の最大の特徴である帆は伸長した脊椎の神経棘で
この棘の間に皮膜による帆が張られていたと考えられており
求愛時に雌に対してのアピールに使用するディスプレイと言われているが
この帆には多数の血管が走り、大量の血液が供給される様になっており
この帆は熱交換器としても機能していたとされ
体温が低い朝方には日光を浴びて熱を吸収しては体温を上げては活動的になり
朝方の体温の低さから活発に動けない他の生物を捕食し
体温が上昇しすぎた際には帆に風に当てて身体を冷やしていたと考えられている。
また恐竜の中にも草食恐竜のオウラノサウルスや肉食恐竜のスピノサウルスのように
帆を持つ種がおり、ディメトロドンと同じような仕組みをしていると考えられている。
またその特徴のある帆から古生代の陸上動物の中では有名で
恐竜玩具の中にディメトロドンのフィギュアがあり、サブカルチャーにおいても
ビーストウォーズネオのスリングやZOIDSのディメトロドン・ゲーター等の
キャラクターのモデルとして起用される事がある。
ゾイドに登場するディメトロドン
中央大陸戦争時代、ゼネバス帝国が暗黒大陸に亡命中に開発した大型のディメトロドン型電子戦ゾイド。
この機体最大の特徴である背中の巨大な背びれは超高感度レーダーアンテナであり
そのレーダーの性能は共和国ゾイドゴルドスのレーダー機能を凌ぎ
この機体のレーダーとデータリンクした射撃管制装置は極めて正確に敵を狙い撃つことが出来
かつ敵の通信電波を傍受すると自動的にそれを分析して
より強力な妨害電波を発して通信を遮断することも可能で隠蔽・索敵・精密射撃等に優れている。
ただしディメトロドン自体の戦闘能力は低く、ゴジュラスだけでなく
シールドライガー等の同クラスのゾイドとの直接戦闘では殆ど勝ち目がない。
ゲームに至ってはコマンドウルフ等の自身よりもサイズが小さいゾイドに負ける事もある。
(プレイヤーの腕次第では勝つこともあるが・・・)
また分類が同じ機体としてゲーター、分類は違うが電子ゾイドとしての後継機といえる
ダークスパイナーが存在する。
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