概要
本作に登場する屍鬼の中では最高位のLv.44の悪魔で、物語後半の「アルゴン精工」「アルゴン本社」「天海モノリス」に出現する。
全体に電撃の「マハ・ジオ」、単体を麻痺させる謎の光線「パララ・ウェブ」、物理バリアを張る「バリアガード」などの超能力で攻めてくるので油断ができない難敵であるが、種族特性として破魔や火属性攻撃には滅法弱い。
緑色のガスを噴出しながら歩き回る、人間とは異なる正体不明の知的生命体としかいえない存在で、各所に解剖を受けたと思わしき縫い目が残っている。
その正体は名前に「コスモ(宇宙)」とあることから、地球人に捕らえられて実験対象となり最終的には解剖され死亡した地球外生命体がゾンビ化したものであると考察されるが、どのような経緯でゾンビとなって舞台の天海市を徘徊しているのか、これもまた不明である。
なお、体液には地球の生物にとっての有害物質や、宇宙由来のウイルスなどの毒素が含まれているために、それが気化した緑色のガスは非常に危険であるといわれている。
元ネタは1995年にイギリスの映像実業家によって発表され、世界中でその真偽が話題となった『宇宙人解剖フィルム』であると思われる。