サンダーバーズ(Thunderbirds)は、アメリカ空軍に所属するアクロバット飛行チーム。
1953年6月1日に公式の飛行部隊として発足。元々は、非公式のアクロバット飛行チームであった。
「飛行中の航空機同士が最も接近した記録」で、ギネス記録に載っている。
海軍のアクロバット飛行チーム「ブルーエンジェルス(Blue Angels)」とは、ライバルの間柄。
使用機体
現在使用されている機体はF-16C・D。
過去に使用されていた機体は次のとおり。
- F-84G (1953年-1954年)
- F-84F (1955年)
- F-100C (1956年-1963年)
- F-105B (1964年 4月から5月の間、6回のショーしか使用せず)
- F-100D (1959年(極東ツアーのみ)1964年-1968年)
- F-4E (1969年-1973年)
- T-38A (1974年-1982年)
- F-16A (1983年-1991年)
このうちF-105は爆弾倉が付いた戦闘爆撃機で、機動性が良好とは言えずアクロバット飛行に不向きであった。その上墜落事故を発生させた為にサンダーバーズでの活躍期間は非常に短かった。
1959年の極東ツアーで使用されたF-100Dは、板付基地所属のものを借り受けて塗装を変更するなどして使用した。
来日
1971年、小牧基地でのショー以来来日していないブルーエンジェルスとは対照的に、度々来日してショーを披露している。航空自衛隊のブルーインパルスとも何度か共演している。