サクラ先生
さくらせんせい
概要
本職は巫女であるが、途中より作品の舞台となる友引高校の養護教諭も兼職している。
「〜じゃ」という語尾や「おぬし」という二人称など、かなり古風な口調が特徴。
錯乱坊は母方の伯父にあたり、母も錯乱坊と瓜二つの容姿だが、一切血筋を感じさせない大人の魅力あふれる美女で、あたるは初めて顔を見た際に「な、なんてきれいなねーちゃんなんだ………」と一瞬たじろいだ。初めは怪我を作ってから保健室を訪れていた男子生徒たちだが、次第に気分が悪いんですと元気いっぱいに押し寄せてたり、悩みがあるという体で殺到するようになった。元気な者や悩みがない者はその度に追い返している。
体質
霊能力者で高い霊力を有しており、霊魂や妖怪などを呼び出したり祓える能力を持つ。
所持している祓串は虫よけ効果があり、紛失してしまうと妖怪が寄ってきてしまい、保健室が本物のお化け屋敷と化したことがあった。
底なしの大食いで、どれだけ食べてもプロポーションが変わらない。食後にフロートマットに乗って沈んだ描写があるので、どうやら一時的にとはいえ体重は増えている。
また友引高校の養護教諭に就いた後、しばらくしてから三宅しのぶ並みの怪力と格闘能力を発揮しだした。色ガキ共の対処をしているうちに秘められた才能が開花したのだろうか。
原作
初登場時は『あなたにあげる』。非常に病弱な体質だったが、あたると出会い、善意でお祓いを開始したら、なぜか病の権化たる妖怪らがあたるへ移りサクラは健康を手に入れた。すぐに妖怪たちを全て消し去ったが、なぜか死神が出現してしまい、どうやっても消えなかった。
死神に憑かれたあたるは「きさまら一族、孫子の代までたたってやる~っ!!」と発言したが、次の登場回『大勝負』では何事もなかったように接しており『ディスコ・インフェルノ』ではディスコに誘われて即決、恋人がいると知って泣きついた。
だがこの関わった3話すべてでひどい目に遭った体験からか『妖花!サクラ先生』では、男子生徒たちが自傷してまで保健室に行く中、本当に具合が悪いのに行きたがらなかった。
あたるがサクラに迫り、サクラが力づくであたるを撃退するのがお約束となったのは『サーフィンSOS』以降。作中で初めて水着で登場し水着泥棒のタコに剝ぎ取られ、それを察したあたると面堂終太郎に追いかけ回されて泣かされた回で(その後、ふたりの顔を殴ったり引っ搔いた)、その夜に「錯乱坊にナシつけてサクラさんの水着を買い取ろう!!」「金に糸目はつけんぞ!!」と反省の色が見られなかった件もあってか、ふたりを色ガキの双璧と認定している。