概要
南十字星やはちぶんぎ座(北極星と真逆の位置にある星座)など、北半球(主に日本)において南中高度(一番上がる高さ)が低くて一部しか見えないorそもそも見られない星座のこと。逆にオリオン座やおおぐま座のように北半球で高く上がり、日本全国どこでもバッチリ観測可能なものは「北天星座」という。
九州・沖縄、小笠原諸島といった地域ならばなんとか全体が見えるものもあるが、それでも地平線や水平線の存在で「天の南極」付近は絶対に見られず、はちぶんぎ座・ふうちょう座・カメレオン座・テーブルさん座が日本では見えない星座とされている。
ちなみに北天星座はギリシャ神話をメインにしたものが多いが、南天星座は大航海時代以降に作られたものがほとんど(北天にもはと座・やまねこ座など新入りはそれなりにある)。また星座間の余ったスペースを埋めておくために作られたので、形や見つけやすさなど度外視したようなものがとかく多い。
大半の星座なんてそんなもんとかいってはいけない。
おもなもの
- 南十字星(みなみじゅうじ座)
- みずへび座
- つる座
- みなみのかんむり座
- インディアン座
- りゅうこつ座
- ふうちょう座
- カメレオン座
- はちぶんぎ座
- きょしちょう座
- くじゃく座
- ほうおう座
- ケンタウルス座
- テーブルさん座
- レチクル座
- とびうお座
- かじき座
- さいだん座
- みなみのさんかく座
- はえ座
- とけい座
- ちょうこくぐ座
- ろ座
- けんびきょう座
- ぼうえんきょう座
- ちょうこくしつ座
- ポンプ座