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概要

とても美しい羽を持つ事で有名な鳥「フウチョウ極楽鳥)」をかたどった星座。
 
しかし星座では一転して超地味なヤツで、一番明るいのが尾羽あたりの4等星(3.7等)。あとの星も4~5等星である。
すぐ近くにあるみなみのさんかく座は2等星と3等星でできたそこそこ明るい星座なのに、三角定規にすら負ける風鳥の不憫さが際立つ。

見つけ方

直接見つけるのは難しいので、みなみのさんかく座の2等星アトリアを目印にするといいだろう。結構離れているがケンタウルス座の足元・アルファケンタウリからずっと南西を探すという方法もある。
 
日本ではどこに行こうがまず見えず、基本立ち入れない沖ノ鳥島まで行ってようやく「ふうちょう座ゼータ」という5等星がお出迎え。もちろん地平線ギリギリ。
 
このためカメレオン座テーブルさん座はちぶんぎ座と共に「日本からはまったく見えない」4星座のひとつと位置付けられており、他3つは沖ノ鳥島だろうがどこだろうが日本にいる限り絶対に見えない。

余談コーナー

  • 学名

実際のフウチョウの学名は「paradisaeidae(パラディセダー、楽園に住むもの)」というが、ふうちょう座の学名は「Apus」。これはギリシャ語で「足がないもの」という意味で、かつて剥製標本として輸出される際持ち運びを楽にするために翼や足を切っていたのが由来。

    • フウチョウ(風鳥)という名前自体、「足がないなら風に乗って飛び続けているに違いない!」→「きっと風を食べているんだ!」と思われていたからついた。「パラディセダー」という学名は「こいつは天国から舞い降りた鳥なのでは!?」と信じられていた事から。
 
いうまでもなく普通に足があり、食性も風ではなく草食寄りの雑食。
 
  • インドの「とり座」?「みつばち座」?
17世紀初頭に書かれた星座の本「ウラノメトリア」ではこの星座が「インドのみつばち座」と紹介されている。
鳥とミツバチでは大違いだが、これを書いたヨハン・バイエルという学者が「Apus(フウチョウ)」「Apis(ミツバチ)」と間違えてしまい、「インドのとり座」とするつもりが「インドのみつばち座」になったのだ。
そのため絵は明らかに鳥なのに「Apis Indica(インドのみつばち)」と書かれており、きっとバイエルは赤っ恥だったことだろう……
 
ちなみにフウチョウはインドにはいないがインドネシアの一部地域には住んでいる。なのでこの場合の「インド」はインドネシアの事だと思われる。
 

関連タグ

星座
 
つる座 きょしちょう座 くじゃく座 ほうおう座
→南天の鳥の星座たち。いずれも日本では見えにくい
 
きりん座
→誰かが綴りを間違えたのがそのまま広まった星座。こちらは日本全土どこでも見えます。
 
風鳥座のパラダイス
シナト
→どちらもふうちょう座の聖闘士

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