概要
南アフリカのケープタウンにある岩山「テーブル山」をかたどった星座。
川の星座であるエリダヌス座があるためなんとなく「山といえば川」という合言葉を連想させるが、山頂が平らなテーブル山は「まるでテーブルのようだ」という物珍しさから星座になった。というわけで唯一実在の地形が由来である。
ちなみに学名は「Mensa」。これは祭壇のてっぺんにある石板を指す。テーブルより祭壇っぽいということなのだろうか?
探しかた
近くにあるかじき座の大マゼラン雲が目印。88ある星座のなかでも特に暗い星座であり(5~6等星しかない)、直接探すのはかなり難しい。
かじき座とて決して明るい星座ではないものの、大マゼラン雲はこれらを探す上で良い目印になる。
ちなみにテーブル山は台形のような形をしているが、この星座はへの字型。
関連タグ
→テーブルさん座共々ラカーユ謹製の星座。
ラカーユは18世紀フランスの天文学者で、彼の作った星座はいずれも暗い&形がわかりづらいという共通点を持つ。