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惑星チキュウの編集履歴

2023-02-12 15:09:51 バージョン

惑星チキュウ

わくせいちきゅう

『宇宙戦隊キュウレンジャー』の主な舞台で、並行次元内にある地球の一つ。

概要

キュウレンジャーの誕生した宇宙における地球その物で、宇宙人のみの初期メンバーから見て異星である事を強調する為カタカナ表記を用いている。


Space.1冒頭で宇宙幕府ジャークマターの侵略に遭ったシーンが挿入され、その後Space.4でキュウレンジャーがオリオン号ごと近海にワープして初到着する。

本編序盤時点では「ド田舎の惑星」(byチャンプ)との認識だったが、調査するにつれ他の惑星とは明らかに異なる特徴を見出せた事から、Space.5でのキュウレンジャー初期メンバー集結を契機にメンバーの意見一致を持って彼らが優先的に開放を目指す惑星と定められ、実質上の活動拠点となった。


特徴

他の惑星と異なり、本来1つだけであるプラネジュームを多数持っている特別な星であり、搾取装置『モライマーズ』も各地の至る所に配置されている(※正確には、無数機のモライマーズでも搾取出来ない程プラネジュームが無尽蔵に湧き出ている)。そしてこのモライマーズを中心に、それを管理するダイカーンが主導する自治領、もとい支配地区が地上へ無数に広がっている様子。

各支配地域の生活水準は、支配するダイカーンの欲望の内容によって大きく差があり、トゥーミー支配下の様にお誕生日会を開けるくらいの余裕(=後で誕生日を起点に根こそぎ搾取する)がある地域もあれば、ユメパックン支配下の様に子供の夢が「お腹いっぱい食べたい」になるレベルで困窮している(※夢=人々の生きる希望を後先考えず搾取した為、今得られる利益が目劣りしてしまった)地域等もある。


その一方で、プラネジュームをある程度の時間で搾取されて星が自壊する末路を迎える他の惑星と違って、無尽蔵のプラネジュームを延々と搾取され続ける状況が長らく続いたせいでそれに付随するダイカーンらの圧政も長い事続いていたのが想像され、それに苦しめられ続けた元の住人達=チキュウ人の大半は、今現在の圧政に抗うより苦しみつつも従って死んでいる様に生きる、Space.1前半時点でのガルと同じ諦観と絶望のスタンスに精神が支配されてしまっている。

しかも、“同族の根絶”という取り返しがつかない被害を被った事で逆にある種の踏ん切りが付いていたガルと違い、未だに故郷が滅びない現実はチキュウ人に半端な希望も抱かせていた節があり、それが却って「ジャークマターの圧政を受けている現実は変わらない」との悲観と意固地な態度をチキュウ人へ齎していた可能性もある。

いずれにせよジャークマターからすれば、反乱を起こす事無く寧ろその流れを断ち切ってくれるだろう上の思考がチキュウ人の間に蔓延しているのは、圧政を持続するのにより好都合だった。


総じてその光景と実情は、ほぼ全てをジャークマターに支配されて嘆き苦しむ宇宙全土の縮図その物とも言えるだろう。


関連項目

宇宙戦隊キュウレンジャー

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