「仕事を増やさないでほしいわね……」
cv:上田麗奈
概要
『ロックマンXシリーズ』のディープログ(電脳世界)でデータの修復中にプレイヤーとリコが遭遇した、どことなくリコに似た姿をした少女。
公式の表記は「iCO」または「アイコ」。
その外見はリコから少しアーマーを削いで色褪せさせたようになっている。また赤と水色の羽を背中に浮かせており、リコがサイドテールにしていた髪は大部分が灰色になり右側に降ろしている。
リコやヴィアのことを知っており、リコとは反対にどこか面倒臭がりながら冷静沈着な性格をしている。イレギュラーデータなどに「侵食」する能力を持つ他、趣味としてよくお茶を嗜む(やたら種類にも詳しい)。やや冷淡な振る舞いも目立つが、遠回しに真意を伝えたり暗示していることも少なくない。また純粋なリコとは異なり、時々ツンデレな一面も見せてくれる。
後に現れた3姉弟とは面識がありかつて行動を共にしていたようだが、現在は紆余曲折経てプレーヤ側についている。特にヴィアとは二人にしかわからない何かを共有している。
なおリコのことは印象として妹と見ているようで、よくどっちが姉なのかで揉めるが、ヴィアや大半のプレーヤ、そしてアイコ自身も、アイコが姉という認識が強い。またヴィアが調子に乗った時への当たりは辛辣。
行動経緯
「解析! RiCOプログラムと青の影」
リコがDiVEフェスに実装された直後のイベントにてヴィアとの戦闘後のプレーヤと彼女が離脱した後にシルエットで姿を隠した状態で登場。
会話の内容によるとヴィアとは面識があり、リコたちの行動も把握していた模様。
※因みに態々シルエットで姿を隠していたのだが一部のプレーヤたちの勇姿ある行動により、解析されてしまった。
「宿敵!最強のフォルテプライド」
イベントにおいてディーブログに現れたフォルテに「これからここにやってくるやつらを倒し、力を示せ」と唆した。
このイベント時に会話に「私たち」と言う発言があったことから彼女以外にもディーブログに干渉する仲間がいることが示唆される。
ストーリー15ステージ
等々ストーリー本編にも干渉を開始し、中間(15-3)ステージに中ボスのヘルクラッシャーを差し向けた他、最深部に以前修正されたマンダレーラBBに重力操作の能力を与えて戦わせる。このステージは彼女の能力である「浸食」によって手が加えられており、ヴィアとリコからは「いつもと違う・不明瞭な反応」と言われ普通のイレギュラーデータとは異なる。
ただ、これに関してはヴィアがサボっている分を自分が仕事を進めているらしい。
ストーリー16ステージ
ここでようやく正式に姿を現した。
前のステージでヴィアが「彼女はRiCO自身」と言ったことから、リコ本人もそっくりだと驚いた。
このステージではリコとプレーヤたちが今まで行ってきた"解析・具現化・データ修正"が自分たちが存在し続けるために必要であることを打ち明けている他、最終ステージでは修正されたイレギュラーデータを合体させてゴッドカルマシーン・O・イナリーを復活させる際に「本来はじぶんではなく、リコの仕事だ」と言うなど重要なことを語っている。
更にはプレーヤたち自身の行動でリコや自分たちが消滅する可能性を述べ、リコが自身が自分たちを世界とつなぎとめる唯一の存在だと打ち明ける。
邂逅!拳を極めし者
ステージボスの豪鬼が意思を持っていたことからヴィアに犯人として疑われるがその直後に会話に現れる(因みに彼女自身はこの件の干渉を否定している)。
会話によると彼女は春麗使いであることが判明。リュウ使いであるヴィアに勝負を挑まれた際はランダムでも十分と発言していることからかなりの手練れであることが窺える(そもそも別作品のゲームをどうやってやりこんでいるのかとは突っ込んではいけない)。
顕現!iCOの教示、RiCOの夢
リコの時同様に彼女自身のデータを集めるのだが、プレーヤたちの行動が自分たちの存在を脅かすことになるため、なんとプレーヤを消すためにイレギュラーデータをけしかけてくる。更にヴィアも彼女側に付いてボス部屋で戦うことになってしまう…………
………と思いきやプレーヤさんを試すため一芝居を打っていた。というものであった。
以降、ディープログの修正を進め「自分たち“本来ロックマンXに存在しない存在を繋ぎとめる”」ため奔走するリコとプレーヤに対し、時々ツッコミ役、時々ボケ役、時々指導者役、と色んな面を見せながらなんだかんだこちら側として同行することになる。
その後については、立ち会った各キャラなどを参照のこと。
プレイアブルキャラに
2021年10月13日のアップデートにて、日本版の配信1周年を記念してDiVEフェス限定キャラとして実装された。ランクはS。
リコと同じく他キャラの攻撃を呼び出すデバイス「iCO Display」と、強化でシールドを展開しつつ連射攻撃も行うことができるフィールド「iCOzone」を使う。
また同時に実装された強化機能「DNAウェア」を最初から引っ提げた存在でもある。
圧倒的なボスライフゲージ削りとして大活躍する。
余談
- CVはリコと同じく上田麗奈氏。元気いっぱいなリコと比べ、やや落ち着いたクールな声で話すような演じ分けをされている。「退屈ね」、「好きにさせてもらうわ」、「ジロジロ見ないで」などどこか気だるげだったりツンデレなセリフが多いのもリコとの差別化に一役買っている。
- ちなみに彼女はヴィアにまだ武内氏の声が実装されていないのにも関わらず半シルエット状態の時点(つまり初めから)で声が付いていた。
- ゲームのグラフィックではリコよりほんの少し小顔化されているため、比較すると少しだけ背が低い(実際は出自的にも全く同じのはず)。
- 何気に、XDiVEにおける基本形態のキャラではじめから顔以外の肌の露出がある(ロックマンXシリーズで括るなら)初めての存在。
- 漫画版含めるとマーティがいるので二人目となる。
関連タグ
バリエーション
アイコ・スタールージュ:バレンタインにアイドル化
碧海装甲のアイコ:水着衣装
聖夜装甲のアイコ:クリスマス衣装
アイコダイヴアーマー:ダイヴアーマー仕様のアイコ