CV:西墻由香
人物像
ウソが大好物の少年で、ウソを付くのも暴くのも大好きだが、逆に正直者には基本的に興味無し。
一人称は「オレっち」。シガレッチョという煙草を模したチョコレートの駄菓子が好物で、よく口に咥えている。
その正体は地獄からやってきた初代閻魔大王「地獄王(ジゴクオー)」であり、見た目は子供だが実際は何万年という時間を過ごしてきている。
意地悪で自由な性格で、他人に嘘をついて驚かすのを楽しんでいたりするが、誰かを傷つけたり悪事を誤魔化すような卑怯な嘘は絶対につかない。ウソツキながらも、約束は絶対に守るなど義理に篤い一面もある。また、地獄の部下を「友達(ダチ)」と呼んだりするようなフレンドリーな部分もあり、部下からも信頼されている。
どんな悪口を言われても平気(本人いわく「ウソツキは疑われてナンボ」)だが、ウソについては絶対のプライドを持っているため、「つまんねーウソつきやがって!!」など自分のウソを馬鹿にされるようなことを言われると怒り、下手をすると本人の記憶が飛び、周囲に異常現象が起きるほどの憤怒状態になるので、嘘に対する悪口は禁句である。
作品内での彼の行動
相手の話の中に少しでも「卑怯な嘘」の匂いを感じたら瞬時に相手に嘘勝負を仕掛け、相手の嘘を暴いていく。そして相手の嘘を完全に暴くと、相手を地獄に落とし必殺技「悪漢舌(アッカンベー)」で舌を抜き、代わりにウソのつけない舌をプレゼントする。
この技を受けると、我に返った後に舌が勝手に動いて、本人の意志とは関係なく本当のことを言ってしまい、改心するか反省するまで嘘をつくことが出来なくなる。
彼にウソをつくというのは、喧嘩を売っているのと同じことなのである。
また、「悪漢舌」を軽くした「あっかんベッ!」や地獄長・グンショーとの合体技「極炎悪漢ベー」、カゲスキとの合体技「暗黒悪漢べー」、復活後サタンに使った「地獄幹部悪漢べー」、ナナシノとの決戦時で使用した「大悪漢ベー」もある(ただし、舌を抜かれた後は通常と同様)。
ちなみに、マトモな嘘が見られなくなると夏バテならぬ「ウソバテ」をしてしまい力が出なくなってしまうが、卑怯な嘘や天子の「おもしろくヘタなウソ」を見た際には復活した。