フグ田タラオ
ふぐたたらお
概要
CV:貴家堂子(1969.10.5~2023.2.26)(初代) 愛河里花子(2023.3.5~)(二代目)
「タラちゃん」の愛称で親しまれているキャラクター。3歳。幼稚園には通っていない。
棒読みで、語尾に「です~」と付けるのが特徴。また、走る時に「チャラチャラ~」と独特の効果音がつく。
サザエの実子。間違われやすいがカツオやワカメは兄弟ではなく、叔父と叔母にあたる。
親戚のイクラちゃんとははとこ関係で、2歳年上な友達のリカちゃんとは仲が良い。
カツオと比べるとお行儀がいいように見えるが、アニメ初期の頃はイクラと大差ないやんちゃなキャラクターだった。現在は時々頑固になったり回想シーンにてわがままぶりを発揮することがある。
原作版では左利きだと語られているが、後年、右手で箸を使っているシーンがある。
アニメ初期はサザエやカツオやワカメが騒動を起こすポジションだった為か、磯野家の中ではかなり出番が少なく、登場こそするものの台詞がほとんどない回もちらほら見受けられた。記念すべき第1話「75点の天才」でも終盤にちらっと登場しただけであった。
メイン回ではイタズラをして物置小屋に罰として閉じ込められた際には物置小屋の神様(正体はたまたま物置の壁に穴が二つ空いており、裏のおじいちゃんが声を当てていただけ)と遭遇している (その時のテロップでは、泡を吹いてひっくり返っていた)。
原作では登場初期(1951年)のサザエからの口上に「タラちゃんという女の子があり」という一文があるがその設定はオミットされ、後期は普通に坊っちゃん刈り姿で登場している。
実はサザエさんが福岡の新聞で掲載終了後(最初の最終回)に朝日新聞で連載再開した後に登場した。
余談
ネット上では、幼い行動が原因で嫌われており邪険に扱う視聴者も少なからず存在する。
詳細は「タラヲ氏ね」を参照。
貴家氏死去後に二代目を担当した愛河氏のタラちゃんは、事情を知らないと声優が交代したとわからない程貴家氏のタラちゃんの声に寄せており、違和感が殆どないとの声があった。