概要
関西地区で放送(公式見逃し配信中)されている千鳥の番組、「相席食堂」にゲスト出演した長州力が、北海道猿払村のホタテを食べて出た一言。あまりに衝撃の感想に千鳥は大爆笑、ネットでも話題になり、後に「長州・ザ・リメイク」として再放送され、2021年の相席食堂の全国ゴールデン放送内の番組紹介VTRでも登場。公式も認める相席食堂の伝説と化した。
解説
この「相席食堂」は、MCの千鳥の2人がロケに出たゲストのVTRを見ておかしい所があれば「ちょっと待てぃ!」ボタンを押し、VTRを止めてツッコむ旅バラエティ番組である。
長州力はその番組ゲストで北海道の猿払村に行き、VTR登場早々両方からボタンを押され「この人は外国人と一緒なんよ」「1人ロケは無理」とツッコまれ、VTR再開後に「猿払村とは何か」の解説中にもボタンを押され「絵力凄い」「アベンジャーズのラスボス」とツッコまれ掴みはバッチリであった。
街を歩き「そこはなに?」と無駄の無さすぎる質問や、初の相席で会話が無さすぎて「帰っていいですか?」と相席相手に言われる前代未聞のロケとなりながらも、長州は千鳥と視聴者の爆笑を取りまくった。VTR中盤ではホタテ漁師さん一家に出会うも、そこの子供たちに逃げられ、おままごとに相席と相変わらずの天然っぷりを発揮していた。
そしてホタテ漁師のご主人からホタテ貝柱を貰い、パッケージを破って口に放り込んだ長州は、その美味さに思わず呟く。
ああ うまい
食ってみな
飛ぶぞ
ホタテを食っただけなのに、まるで薬物でトリップしたかのようなあまりにぶっ飛んだ感想に、即座にボタンが押され千鳥の2人は抱腹絶倒。「1回ヤっとる人なんよ」「それ(薬物)勧める時やから」と盛大にツッコまれた。勿論長州は薬物問題を起こした事はない。
ホタテを食べて『飛ぶぞ』という衝撃の感想はさまざまな方面でネタにされた。
その直後、子供達に「毎日食ってて飽きない?」と問いかけ「飽きなーい」と返された時は、両手を突き出し「スゴイネオマエタチ」とさらに衝撃的なリアクションで腹筋にダメ押しをして来た。
ちなみにこの時点VTRはまだ半分ほどであり、残りのVTRでも千鳥と視聴者の腹筋は長州の天然っぷりによって形が変えられた。
その後
長州はその後も「相席食堂」に登場。出る度に「食ってみな飛ぶぞ」級のパワーワードを生んだ。
番組企画『千鳥の野球チームを作ろう』では解説として登場。序盤は「なぜ長州?」と思われながらも「(ピッチャーの)球が速すぎるね」などの無難な解説をしていたが、ノブチームの代打で武藤敬司が登場した事で一変。
武藤が「野球できないのに解説してんじゃんwww」と煽り、長州も膝の悪い武藤に対し「走ってみろ!」とボールを投げ乱闘が始まり、武藤を振り解き自らの頭を指差し「形変えてしまうぞこの野郎!」とパワーワード(物理)を残し視聴者の腹筋の形を再び変えた。
後に長州は代打に入り、まさかのピッチャー武藤、バッター長州の夢の対決となるが、投球練習でデッドボールを出された際には「形変わるぞ」と応用が登場し、正式にデッドボールを喰らった際は乱闘となり、仲介に入った芸人に「形変わった方がいいなw」と再び応用を使った。
ちなみに「形変えるぞ」はこの番組よりも前に2018年の「11時間テレビ」の「たたいてかぶってジャンケンポン対決」で対戦相手に向けて言っている。
その後もMC役として武藤と登場。ボタンを押し「もう少ししたら飛ぶよコイツ」「オマエ本当に飛ぶなぁ〜」と、「飛ぶぞ」を応用した迷言を連発した。その際千鳥に「『飛ぶ』はさまざまなタイミングで使える便利ワードなのだ」との結論が出された。ちなみにこの時2人がMCとして挑戦したVTRは獣神サンダー・ライガーの回であった。
機界戦隊ゼンカイジャーでは
ダイメンワルドの攻撃によりソフト麺派になったゼンカイジュランが、ソフト麺を袋から出しながら「これ一部地域の給食じゃ出なかったらしいけど、食ってみな飛ぶぞ!」とこの台詞を用いて強く奨めた。
ウマ娘プリティーダービーでは
アプリでのバレンタインイベントで親密度を9以上にしているウマ娘から特別なチョコをもらえるが、ダイタクヘリオスからもらった場合、「食べてみ。飛ぶべ☆」とメッセージが出る。