無名の司祭
むめいのしさい
概要
色彩を使うことで、キヴォトスを含む全ての時空の世界を滅ぼそうとしている人々。
名もなき神を崇拝しており、忘れられた神々を消滅させることを目的としている。
存在自体はメインストーリーのVol.2やVol.3で示唆されており、ケイやアリスを生み出し、アリウスが使った巡航ミサイルなどのキヴォトスに残るオーパーツを作り出した張本人。ゲマトリアの面々にもその存在が知られている。
最終編にてシロコ*テラーの回想内で登場し、彼女を色彩の嚮導者として祭り上げようとしたが、彼らも予想しなかった出来事により色彩の嚮導者の名は別人に与えられることとなる。
最終編における黒幕的存在であり、おそらくは今後も敵対するであろう存在。
プレナパテスに酷似したデザインの衣装を身にまとっているが、全身白装束という違いがある。
人型で、頭部は仮面と帽子で覆われており、覗く手は彫像のように真っ白である。
少なくとも「無名の司祭A」から「無名の司祭G」まで、7人は同時に存在している様子が確認できる。
ネタ
本来ならネタにするようなところのない純然たる敵役なのだが、その彫像めいた無機質・不気味なビジュアルでぞろぞろと画面上に現れるインパクトや、見た目の印象に反して崇高なる存在に対する先生の不遜な発言、“大人”の選択に「驕るな――!!」「お前はこの選択を……未来永劫、後悔するだろう――!!」等と感情的に激昂する姿にシュールさを見出す形でネタにされている。
なお、実際の台詞は「驕るな――(伸ばし棒)!!」ではなく「驕るな──(罫線)!!」であると思われ、叫んでいるのではなく言葉尻に余韻を持たせている表現である。しかしテキストのフォントの都合上伸ばし棒に見えたり、あるいは罫線であると承知の上で「伸ばし棒の方が面白い」という意見も多い。