概要
『終末のワルキューレ』における発明家ニコラ・テスラ。本作ではオーストリア帝国出身となっている。
神対人類最終闘争(ラグナロク)の人類側の闘士として、ブリュンヒルデに選出された神殺しの13人(エインヘリャル)の一人で、第8回戦目にて天界一のマッドサイエンティスト・ベルゼブブと死闘を繰り広げる。
人物像
本作においても、現代でも実用されている科学技術を発明した天才科学者として知られ、その偉業から「人類史上唯一の魔法使い」と称され、史実では対立していたとされるエジソンもその才能を認めていた。
だがテスラ本人は自身の研究を『魔法』扱いされることや『魔法』という言葉を嫌っており、自分が使うのは魔法で無く『科学』であると明言している。
今回のラグナロクの発端となった、神々の人類を滅ぼそうという考えには、「創造の放棄」と言い反発している。
良くも悪くも好奇心旺盛な人物であり、戦いの最中でもベルゼブブの攻撃や能力を冷静に分析するだけで無く、彼の攻撃を受けて嬉しさから笑みを浮かべ、原理を調べたいからとベルゼブブに神器を貸してもらうよう頼むほど。その悪癖は他の科学者から研究オタクと称されている。
戦闘スタイル
神器は九女ゲンドゥルが神器錬成した『-超人-自動機械B』。
テスラ自身が天界での研究の末に完成させた理論を、ゲンドゥルを素材とする事で具象化させたアーマードスーツであり、ブリュンヒルデからは「人類が培ってきた科学の最高傑作」と称されている。