新大久保駅
しんおおくぼえき
概要
山手線の中では目立たない駅ではあるが実はギネスNo.1の乗降数を誇る新宿駅の隣駅だったりする。なお駅があるのは百人町であり駅名の由来である大久保という町名は駅からやや東寄りの位置にある(ちなみにこの町の中には東新宿駅がある)。
山手線では数少ない乗り換え路線が全くない単独駅であり、ここの他には豊島区にある目白駅しかない。一応大久保通りを少し歩いた先(約300ⅿ)に中央本線の大久保駅こそあるものの、新宿駅で簡単に乗り換えられるためか乗り換えの案内や指定はなされていない。また、山手線で唯一バリアフリーが皆無な駅でもあったため、近年駅舎の建て替え工事が行われていた。
2001年に当駅でホームから転落した人を助けようとした人が2人とも進入してきた電車に撥ねられ死亡する事故があり、非常ボタンや転落検知装置、そして現在のホームドア等の安全対策が強化される1つのきっかけとなった。
新大久保駅周辺は韓国ショップで溢れたコリアンタウンのイメージが強いが、実は2012年以降急速的に数を減らしており、13~17年の4年間にかけてその系統の店舗は約4割減少しているという。
これらの韓国ショップの衰退後に代わって台頭したのは中国・べトナム・ミャンマー・南アジアの店で、現在新大久保駅はコリアンタウンからグローバルカルチャーの玄関口へと変貌しつつある。またその影響もあり在留するアジア系外国人向けの日本語学校も多い。
長年鈍角三角屋根駅舎で親しまれていたが、2021年に上記の建て替え工事が完了。4階建てのビルに生まれ変わった。またこれに合わせて駅構内放送も多国語化されている。