宮崎吐夢
みやざきとむ
概要
1970年10月5日生まれ。東京都出身。
劇団大人計画所属。本名は松代一郎。
明治大学中退後、1992年に大人計画に入団。
当初は本名で活動していたが、イベントで共演した村松利史から東京・埼玉連続幼女誘拐殺人事件の容疑者の実名にちなんだ芸名をつけられ、後にこれを大人計画主宰の松尾スズキが改変して現在の芸名に落ち着いたという。
同じく大人計画所属の阿部サダヲとは同期で、彼のバンド「グループ魂」の催し事で中座として出演したことがある。
俳優業以外に声優・ミュージシャン・作家など様々な媒体で活動している。
俳優ではシリアスな悪人からまっとうな小市民といった役どころまで幅広いが、声優としてはオネエやエセ外国人風の個性的なキャラで定評がある。
ちなみに松尾スズキのコラムに脚注を入れた際には、脚注の体をギリギリ成さない宮崎の個人的な感想や偏見が多いに含まれるテキトーな文章を添えており、それ自体もコンテンツの一つとなっていた。
ペリーの人
ちなみに、月刊雑誌『TECH Win』の付録CDに収録された「さるやまハゲの助アワー」1998年2月号で、黒船来航で知られるマシュー・ペリー提督に扮したネタで出演しており、それが2000年初頭に「砂糖水HP」にてこのCDの音源を使用したFLASH動画シリーズが作成され人気を博し、FLASH世代のネットユーザーの間では「ペリーの人」として有名。
(むしろ本人の名前よりコチラのほうが通じたりする。)
なお、この影響か実際にこのペリー役でTVCMやゲームのキャラクターとして出演したことがある。
そんな事があってか、サントリーのクラフトBOSSの企画CM「Flash Back Memories」においてFlash黄金時代の思い出かつ「Adobe Flash」のサポート終了による一つのクリエイトの終焉を惜しむような内容をナレーション役として採用された。
ここがあの女のハウスね
また、同時期に同じく宮崎の音源と恋愛ゲーム『WHITE ALBUM』のスライドを合わせたFLASHシリーズも登場。当時はゲーム自体が音声無しだったこともあり、一時は「緒方理奈(ヒロインの一人)=ここがあの女のハウスね」とまで定着したこともあったとか。
それから十余年の年月を経て、続編『WHITE ALBUM2』にて上記のFLASHを意識した台詞が登場。さらにTVアニメ版では宮崎本人が英語教師役で出演し、ゲーム既プレイの視聴者をも驚かせた。
関連動画
キングオブキングのうた<みんな大好き塊魂>