解説してくださぃよぅ~
マシュー・ペリーが気だるげなトーンで開国をお願いする作品。元ネタはPC雑誌『TECH Win』の付属CDの一コーナー『さる山はげの助アワー』1998年2月号分に収録された宮崎吐夢が演ずるペリーのボイスコント(?)。
「開国してくださぃよぅ~」とインチキ英語アクセントでひたすらお願いするシュールな内容であり、むしろFLASH作品で有名になった。
尻の見切れたドラえもんのおかげで混同しがちだがドラサイトではなく砂糖水HPの作品である。
姉妹作品として『ピアノの先生』シリーズがある。生徒のミキコにペリーがピアノを教えるという内容だが、本来の『さる山はげの助アワー』では先生役はベートーヴェンである(「心の耳」、「運命」などそれらしき台詞もある)。
元の音源に関しては、ラジオ番組『やまだひさしのラジアンリミテッド』でもこれを利用してパーソナリティとの掛け合いなどが演出されたが、無断使用であったことが発覚し謝罪放送や連動企画の洋楽コンピレーションCDが発売中止という事態になった。
また、音源の初出である1998年頃が収録範囲の『と学会年鑑2001』では報告者も提供元の友人も出所を知らない謎の音声データとして紹介されており(写真はペリーの絵が描かれたFD)、当時の拡散の様子がうかがい知れる(なお翌年の年鑑にて出典が判明したと追記されている)。
まさかの公式
2014年、JRAとコーエーテクモのコラボレーション企画「ダービー無双」が公開され、それだけでも公式が病気なネタ満載の中でまさかの人物が登場する。
開国してくださぃよぅ~
・・・まさかまさかのサプライズキャラとして何故かペリーが登場。声の出演は勿論、宮崎吐夢である。
余談
あまりにもネタとして有名になってしまったが為に、これとは関係ないペリー開国ネタでもこの「ペリーのお願い」風のネタが使われる事もある。
また前述の「ピアノの先生」のように本来は別人物の設定だったのにペリーとして広まってしまった作品もあり、「何故かペリーじゃないネタもペリーとして扱われた」と宮崎が困惑したという逸話もある。
関連項目
ここがあの女のハウスね…同じく「さる山はげの助アワー」からのネタ。