ダーマ神殿
だーましんでん
各作品での登場
ドラゴンクエストⅥ
現実世界のものは廃墟になっていて、夢の世界のものを利用する。訪れた段階では魔王ムドーに封印されており、ムドーを倒せば晴れて利用可能になる。
ただし、この魔王ムドーとの戦いに至るまでの道のりは長く、ムドー撃破の難易度もかなり高い。本作序盤の鬼門としてそこそこ有名で、主人公らとの関係もあって、ムドーがラスボスといわれるほどである。
本作から、下位職をマスターしないと就けない上級職が実装された。
転職はLvに影響せず、希望する職業によって転職前のステータスからいくらかのプラス・マイナスの補正が付く。就ける職の間なら制限なく何度でも転職が出来、FFシリーズのジョブチェンジに近いシステムになっている。
ドラゴンクエストⅦ
神殿が魔物に乗っ取られていたのを主人公らの努力により開放するというストーリーの後で、転職ができるようになる。
ダーマ神殿解放までの道のりは、前作ほど長くはないが序盤の壁なのは同じ。しかも、パーティは3人に減り、呪文・特技が使用できなくなるというハンデ、陰鬱な雰囲気やイベント、妙に強く感じる雑魚敵戦や終盤のボスラッシュと全体的な難易度は高めで、最悪ここで詰む可能性がある。
下級職をマスターしないと就けない上位職があったり、Lvに関係なく転職できたりする点は『ドラゴンクエストⅥ』と同様である。
また冒険の途中で手に入る「○○(たいていはモンスター名)の心」を持参して転職を希望すると、その心の名前のモンスターなどに転職することができる。
過去と現在の両方に存在する。
なお過去の大神官の単独記事あり → フォズ
職歴システムがあったPS版では、職業が板につくor勘が戻る前に転職してしまうと「すぐやめる」というなかなか不名誉な職歴が残ってしまう。
ドラゴンクエストⅨ
ダーマ神殿の事件を解決させた後で転職できるようになる。上級職への転職は特定のクエストをクリアすればいつでも可能になる。
Lvや呪文、タネで上げたステータスは職業毎に固定されているが、スキルはどの職業に就いても引き継がれ、転職の回数にも制限は無い。
また、本編クリア後はLv99になった職業をLv1に戻す「転生」も利用できるようになり、際限なく育成することもできる。
賢者の特技「ダーマのさとり」を習得すれば、神殿に訪れずとも転職が可能。ただし、使用者のMPを4消費するほか、転職を断ったとしても消費したMPが帰ってくることはない。
星のドラゴンクエスト
バトラシア大陸南西部の海沿いにあり、魔物から解放すると転職できるようになる。本作ではダーマ神殿がダンジョン扱いであるため、転職はホーム画面から行う。
レベルや職業スキルは各職業ごとに固定されているが、転職そのものには制限はない。
上級職もあり、職業神の聖堂に行って上級職のさとりを手に入れれば、対応する基本職2つをマスターすることで転職できる。上級職はLv99になると転生することも可能。
後のアップデートで、特定の上級職を複数マスターする事で就く事が可能な超級職も追加された。実際の転職にはレベル上限に加え、常設化したイベント『遥かなる時空を超えて』で該当する職業のさとりを入手する必要がある。