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返校の編集履歴

2023-05-27 09:45:26 バージョン

返校

へんこう

『返校 Detention』は台湾発のホラーゲーム。

概要

Red Candle Games(赤燭遊戲)開発の2Dアドベンチャーホラーゲーム。

返校は「学校へ帰る」、Detentionは「拘留」「居残り」といった語意を持つ。

返校というのは、夏期・冬期の長期休暇が明ける前の1日だけ登校して校内の清掃や連絡事項の確認をする中華圏の学校の習慣である(映画版でも予告で公開日を返校と呼ぶ演出がある)。


 1960年代の戒厳令時代の台湾が舞台。当時は台湾政権を掌握した中国国民党の支配が根付き、冷戦の影響もあって国民間の相互監視、言論弾圧が奨励される暗黒期であった(その戒厳の長さたるや実に30年。これは世界最長記録でもある)。政府の意向に背く者は国事犯として容赦なく捕縛され、酸鼻を極める拷問と抑留の果てに多数の人々が命を落とす恐怖政治が行われた。


 そのため、民衆は常に誰が自分の敵になるかわからない不安、弾圧によってそれらのガス抜きも儘ならないストレスに苛まれており、こうした世の風潮が本編では重要な要素となっていく。


物語

 ある日の台風が近づく中、学校に置き去りにされた高校生の少年と少女が、不気味な幽霊がうろつく学校から脱出しようとする物語。しかし彼らが学校に閉じ込められたのには、過去この学校で起きた辛い出来事に理由があった。

 果たして二人は全ての謎を解き明かし、学校から出られるのか。


敵(幽霊)と戦うことはできず、息を止めてやり過ごす。

鬼差提燈燈



登場人物

ウェイ魏仲廷/ウェイ・チョンティン)

大人しそうな男子生徒。授業中に寝てでもしまったのか教室内で一人目覚め、周囲から誰もいなくなっていることに気づく。

公式サイトで「あなた」とプレイヤーの分身の様に書かれているが、実際にはゲームのほんの序盤部分でしか操作しない。


レイ方芮欣/ファン・レイシン)

ウェイが体育館で出会った少女。ゲームの大半での操作キャラクターである実際の主人公。

発見時は壇上で椅子に腰掛け眠っていた。翡翠のペンダントを大切にしている。

異界と化した学校から脱出しようと進むうちに、自らの秘密を思い出していくが…


イン先生殷翠涵/イン・ツイハン)

学校の先生。歴史担当の女教師。


チャン先生張明暉/チャン・ミンホイ)

カウンセリングの先生。悩みを抱えるレイに親身になって相談に乗る。


バイ教官(白國峰/バイ・グオフォン)

教師ではなく学校の指導教官。元軍人で、生徒からは嫌われている。


関連イラスト

返校-Detention-月夜愁


関連動画


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