概要
『ゼルダの伝説 ティアーズオブザキングダム』に登場する初代ハイラル国王ラウルの妻。ゼルダにとっては遠い親戚の王妃に当たる。種族はハイリア人。
能力
『時』を司る能力を持っており、時間を巻き戻すことで物体の動きを逆再生させることが出来る。
活躍
現代から過去へと転移してしまったゼルダを一目見て一族の繋がりを感じ、遠い血縁者として受け入れる。継承した能力を想うように使いこなせない彼女に優しくアドバイスするなど、娘に接する母のような包容力でゼルダを安心させていた。
そんな平穏な日々を過ごしていたが、やがてガノンドロフによる反乱が起こる。
ゼルダに化けた偽者に「二人きりで話がある」と誘い出され、暗殺されそうになる。しかしそんなことはお見通しであり、時間を戻す能力で容易く阻止。更に潜んでいた本物のゼルダが正体を暴く。
偽者は消え去り安堵したその時、背後から迫っていたガノンドロフによってソニアは命と共に秘石を奪われてしまう。直後に夫が駆け付けるが時既に遅く、ゼルダに看取られる形でこの世を去った。
余談
前作の英傑と同じく過去の時代における退場者。しかし地上絵を見る順番にもよるが、ある程度彼女の人となりを知った上で最期が描写されたため衝撃を受けたユーザーは少なくないと思われる。
なにより今作のガノンドロフは悪として振り切ったキャラクターになっており、背後から女性を殺すという行為にも驚かされたのではないだろうか。
未将崎雄著「ゼルダの伝説」に登場する16代ゼルダは、
「ゼルダ姫の母親で娘と同じ能力を持つ王妃」「背後からいきなりガノンに襲われ、命と共に力のトライフォースを奪われてしまう」「リンクがガノンの額を貫いて決着を迎えた後、一つの魂となって現れその場を去る」
という設定。
また同著に登場する娘は、ある人物に対して一族の繋がりを感じ取り身内だと気づいていた。