概要
Case File.2「見えない明日」にて、浅見竜也が発した名台詞。
30世紀から逃亡して来たロンダーズファミリーが爆弾魔ジェッカーを使い、逃亡先の20世紀で犯罪活動を開始した際、折しも30世紀へ戻れなくなったユウリ達も元へ、父の敷いたレールに乗る事を良しとしない竜也が父の浅見渡に賭けを持ち掛け、ジェッカーを止める為にタイムレンジャーの一員になる事を決意。
ユウリ達のいる海辺の廃墟までやって来た際、彼らに向けて放ったのがこの台詞である。最初は尻込みしていた彼女達4人に対し、竜也はこう続けて言う。
「出来るさ。次の瞬間何するか決めるの、どう考えても自分だろ?この石だって……」
そう言って足元に落ちていた石を拾い、海岸の方へ放り投げた後、「歴史じゃないし、未来じゃない。だろ?」と告げる竜也。
彼のその言葉に突き動かされたユウリ達は、「現地調達の増員」として竜也をタイムレンジャーの5人目と認め、ジェッカーを撃破して圧縮冷凍。
その後、自分の将来を賭けた渡との勝負に勝ったとして、竜也は仲間達と共にトゥモローリサーチを拠点とし、ロンダーズファミリーから地球を守り、尚且つ自分の手で自分の未来を作る為の戦いへと身を投じて行く。
同時に彼のこの台詞は、『未来戦隊タイムレンジャー』と言う物語において、全編通してのキーワードとなって行くのである。
関連タグ
アヤセ(タイムレンジャー):竜也に対して「変えられない未来ってのは、結構重いんだよ」と、彼の台詞と対になるそれを発している。
伊狩鎧:本編第40話でゲストの少年に、「自分に出来る事を探して、やってみれば……自分の明日ぐらい変えられる。」と似た台詞を言い聞かせた。それもその筈、このエピソードはタイムレンジャーの大いなる力の回だった。