概要
レクサスのSUVで、ランクル譲りのラダーフレーム構造を採用し高い悪路走破性を持つLXと乗用車をベースにして市街地向けのクロスオーバーSUVとしたRXとの中間に位置するモデルとして投入された。
表向きは高級SUVだが、中身はランドクルーザープラドのレクサス版と言える車種である。
エンジンは初代が2UZ-FE、2代目が1UR-FE。どちらもV8エンジンである。
製造は初代・2代目共にトヨタ田原工場。日本ではプラドがあるためか未発売となっている。レクサスでは、唯一日本市場に投入されたことのないモデルである。
2023年6月に3代目がプラドに先行する形で発表。今回は高級SUVとしての路線よりもオフローダーとしての性格を強めた。初めてハイブリッド仕様が設定され、3.5l V6ツインターボのV35A-FTSに10速ATもしくは2.4l 直4ターボのT24A-FTSに8速ATの組み合わせとなり、前者はランドクルーザー300、後者はクラウンクロスオーバーRSに搭載されているものと同じ。また、今回もフレーム構造そのものは継承しており、LXやランドクルーザー300と同じGA-Fとなっている。日本市場への投入は明言されていないが、日本のレクサスの公式ホームページには新型GXのページが用意されている。