スタルーク
すたるーく
「僕はブロディア王子のディアマンドじゃない方、です」
プロフィール
概要
ブロディア王国第二王子で、ディアマンドの弟。臣下にラピスとシトリニカがいる。
王族としての自覚は強いが、出来が良い兄を持ってしまったために自分の実力に自信がなく、自分を卑下しがちなところがある。
フォガートとの支援によると、周囲から頻繁にディアマンドと比較されて生きていくうちに、徐々に自信を無くしてしまった事が明かされている。
神竜リュールがフィレネからブロディアから国境に入ってきた際に侵入者と思い込んで弓を向けてしまった事に対してダイナミックなジャンピング土下座を披露するという少し情けない形で登場となる。
体力がそこまであるわけでもなく腕立て伏せ10回やるのも一苦労するほどのレベルだが、誰かが傷付いた人一倍に守ろうとする姿勢を見せたりある出来事から神竜軍に加わったアイビーに対してはっきりと自分の意見を述べるなどいざと言う時に本領を発揮するやるときはやる男である。
ユニット性能
シリーズおなじみの「ロード」での加入だが装備武器は弓でスタイルもアーチャーと同じく隠密となっている。上級のティラユールは弓特化の兵種。
いかにも頼りなさそうな彼だか、実は本作における最強クラスの弓使い。
その最たる由縁が上級職・ティラユールの兵種スキル「月光」の存在。これは技%で敵の守備魔防を半減するという内容であり元々技が高い代わりに力が低い彼だが個人スキル「僕が守ります!」で周囲2マス以内の味方ユニットが攻撃された場合1ターンの間攻撃力が+4されある程度補うことが出来、これに月光や必殺を組み合わせることで守備の高い重装兵だろうが問答無用でダメージを通せる。これが彼最大の強みである為基本的に兵種はティラユール一択。
「能ある鷹は爪を隠す」とはこの事か...
しかし、力がヘタレてしまっては元も子もないので、「力のしずく」をドーピングしたり、体格補強も兼ねてリーフから斧の資質を貰い、ウォーリアーを一度経験させておくのも手。
紋章士はシンクロスキルの相性が良く流星群にも月光が乗り射程もスタイルボーナスで伸びるリン、不足気味になりがちな火力を補うことが出来るエイリークなどがおすすめ。
「僕の相手になれるなんて光栄でしょう?無能な兄とは違うということを教えてあげますね」
クラスはEXロード、個人スキルは「能力誇示」。
6章では「聖王の腕輪」を装備している。
本編での自信のなさとは裏腹に、兄を含む周囲を見下す傲慢な性格となっている。
兄が王に即位した事に不満を持っており、暗殺などの謀計を用いて自身が王に即位する事を考えている事が示唆されている。
ただ、戦死した直属の臣下達に対しては優しさを残しており、本編シトリニカからは「自信家に見えて、根っこは自分の知るスタルークそっくり」と言われている。
本編スタルークからは「かっこいい」「自信に満ち溢れた素敵な僕」「僕もこんな風になりたかったなあ…」と評されている。
戦闘終了後、エルによってディアマンド諸共暗殺されてしまった。
余談
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アゼル、タクミ…同シリーズにおける、「出来が良い兄に劣等感を持つ弟」&一人称「僕」繋がり。前者は兄の髪色が同じことくらいしか共通点がないが、後者は王子、弓使いと共通点が多い。スタルークは専用職だが、この二人は汎用職。
ヒーニアス…弓使いの王子繋がり。作中の会話でこれを彷彿とさせるものがあった。こちらはスタルークと違い自信家な性格。
ベルナデッタ…ビビリな弓使い繋がり。こちらは引き籠もりで自己保身的な性格。
オッテル…ヒーローズにおける弟王子繋がり。一人称「僕」も共通しているが、こちらはやや偏屈な性格。
ルイージ…任天堂の別シリーズにおける、高い実力を持ちながら偉大な兄の存在で苦労する弟繋がり。一人称「僕」、やや卑屈だがいざという時は勇敢など共通点は多い。また、ルイージはある作品にて弓矢型の武器を使用している。