プロフィール
性別 | 女 |
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誕生日 | 11の月17の日 |
身長 | 172cm |
薬指の指輪サイズ | 8号 |
個人スキル | 執着(同じ相手ともう一度戦闘したとき、命中+20) |
初期兵種 | テイマー(専用) |
好きなもの | 神竜、お茶会、読書、勉強、香草、静かな場所、心地よい風 |
苦手なもの | 怪談、動物、虫、宴会、日焼け、強い香りのもの、お化け、うるさい場所、しつこい人 |
趣味 | 特になし |
特技 | 本心を隠すこと |
軍の中で一番 | 美肌 |
称号 | 吹き渡る雪 |
CV | 日笠陽子 |
概要
ミステリアスで物憂げなイルシオン王女。 王族らしい威厳と凛とした姿勢を崩さない。
エレオス北東部、厳寒の地に国土を持つ宗教国家・イルシオン王国の第一王女。
紫髪、紫目。髪はサイドを太ももの辺りまで伸ばし、後ろ髪は背中の辺りで切り揃えている。口元左下にほくろがある。
頭に着けたチュールがトレードマークで、薔薇や棘のような意匠を用いた薄手のドレスを着用している。
一人称は「私」。真面目で物静かな性格。王族らしい威厳と共に、神秘的かつ物憂げな雰囲気を漂わせている。人を簡単に信用しないが、好きな相手には深く執着する。
ストーリー8章と9章にて、ハイアシンスの命で敵将として神竜軍の前に現れる。8章では、リーフと闇シンクロしている。
邪竜に傾倒する父及びイルシオンを憂いていた彼女は、神竜軍に敗れ、邪竜復活の儀式についての情報を渡した後は自分にできることを探して暗躍する。
11章で、臣下二人と共に加入。その際にはデスタン大教会から取り戻してきた「草原の公女の指輪」と「聖王女の指輪」を持参し、自らはリンとエンゲージして神竜軍の撤退を助けた。
人物像
ハイアシンス王の正妻の子。母親は既に亡くなっている。
次期国王であるため、幼少時から権力争いに巻き込まれていた。それゆえ子供らしい感情を出せないまま育ち、人を簡単に信用することができなくなった。
そんな周囲が邪竜を信仰する中で、アイビーは反抗心から秘密裏に神竜を信仰し始める。以降は信仰することで自分は周りとは違うと意識でき、神竜が心の支えとなっていった。
神竜リュールのことを敬愛しており、「私の神様」と慕っている。初めて出会った際には敵対していながらも「なんて綺麗…お会いできて嬉しいわ…」と挑発しているように見せかけて普通に喜んでいる。支援会話では「…好き。」と告白するなど、仲間として加入してからはよりいっそう好意を隠さない。
王族としての意識は高く、父が亡くなり妹が行方不明の状況でも、自国の民のことを考えて行動していた。対立しているブロディア王国にも歩み寄る姿勢を見せており、平和的に手を取り合う未来を目指している。
クールビューティーで、常に本心を隠して冷静に振る舞っている。警戒心も人一倍。
しかし、お化けや怪談話が大の苦手。特にパネトネとの支援会話では盛大に取り乱す様子が見られる。夜風で窓が揺れる音を聞いて眠れなくなる程。
数年前までは学生としてイルシオンの学園に通っていた。出身や家柄も異なる者と共に過ごした学園での時間を、今でも宝物のように思っている。卒業後は姫として世を過ごしていたが、父ハイアシンスが邪竜ソンブルを復活させたことにより状況は一変した。ちなみに、オルテンシアが通っていたのも同じ学園。
普段着「寡黙な王女服」は試行錯誤したこだわりのドレスで、黒いベールを被っている。薄手に見えるが防寒に優れており、生地の一部はオルテンシアの普段着と同じもの。
ソラネルの「料理」では「大人」判定。
リュールが「神竜ノ王」にクラスチェンジするとソラネルで「ドラゴンシューター」が利用可能になり、アイビーがこれを仕切る。実際に行う際には、リュール(とソラ)を彼女の飛竜に乗せてくれる。
ユニット性能
専用職である初期兵種の「テイマー」はドラゴンに乗り魔法で戦う飛行兵種で、杖も使用可能。専用上級職「リンドブルム」になると、すべての魔法が装備できるように。
成長傾向は速さと魔防が気持ち高めな以外は平均的だが、専用職の補正を加えることで魔力に加え守備も高くなる。
敵の釣り出しに使うには心許ないが、魔法職としては耐久力は悪くはない。また、女性の魔法ユニットとしては体格が伸びやすいため、重い上級魔道書を扱いやすく、持ち前の魔力の高さもあって攻撃能力はかなり高い。ただし、弱点としては飛行兵種のため弓には滅法弱いのに加え専用兵種の技上限値が23とかなり低く命中不安に悩まされることである。
加入前の経緯ゆえか幸運がかなり低く、常に必殺による事故死の懸念や回避と命中が不安定な点が彼女の欠点となる。戦闘スタイルが魔道ではなく飛行なのが災いして、回避地形の無効化が出来ないのも痛いところ。なるべく命中率の高い武器を持たせて飛行兵種ならではのフットワークの軽さを活かして優位な位置取りからの攻撃を心掛けたい。
ただし、回避や命中はスキル継承や紋章刻印等で容易にカバーできる。ストーリーの都合上紋章士が少ない時期に加入することになるが、幸いスキルポイントは最初からそれなりに持っている。弓兵への注意と弱点のカバーが出来れば最後まで強力なユニットとして活躍してくれるだろう。
一応力の成長率も25%と悪くはないが専用兵種の存在から無駄振りされている印象は拭えない、とはいえ今作は紋章士の存在から力のステータスも無駄にはなりにくい。全ステータスのカンストや気分転換に物理兵種にしても腐りにくいのは育成をやり込むプレイヤーからしたらありがたい点とも言える。
紋章士は魔法火力の底上げや継承スキルの魔道で命中・回避の補強ができ、エンゲージスキルの「重唱」と個人スキルとの相性がいいセリカが特に有用。飛行スタイルなので「ワープライナ」の飛距離も上昇する。
取り合いになりやすいが弱みの幸運を伸ばし「天刻の拍動」で命中問題をある程度解決できるベレトもおすすめ。飛行兵種を活かし「女神の舞」の位置取りがしやすいのもありがたい。
支援相手はリュール、アルフレッド、ルイ、スタルーク、ディアマンド、カゲツ、ゼルコバ、ミスティラ、パネトネ、オルテンシア、ヴェイル、モーヴ、ラファール(DLC)の13人。
支援効果は必殺回避型。
邪竜の章
「…どうしてお前がここにいるのよ。愚鈍で役立たずの醜い第二王女」
異世界のイルシオン女王。高貴な自分に酔い、下賤な妹を蔑んでいる。
クラスはEXテイマー、個人スキルは「傷をつけたわね」。
装備している腕輪は異界のイルシオンが保有している「蒼の参謀の腕輪」。
異世界のエレオス大陸ではイルシオン王国の王となっており、高貴な自分に酔い、腹違いの妹を「醜い」と蔑む悪女と化した。冷静で物静かだった本編とは違って感情の起伏が激しい性格になっている(モデリング共々妹と人物性が入れ換わっている)。
自分を美しい存在だと言い、自己陶酔する姿勢は別世界の自分を目の前にしても変わらず、本編世界のアイビーから「恥知らず」と呆れられていた。
父王を贄として殺害するほど邪竜信仰に傾倒するのみならず、オルテンシア含む妾の子に対して理性が飛んだ虐待を行う(オルテンシア曰く「断頭台にかけた」とのこと)など、両親の悪い部分を煮詰めたかのような暴君ぶりをうかがわせている(本編のハイアシンスも流石に身内を生贄にはしていない)。
自分の美しさを毎日褒めそやしてくれたゼルコバを寵愛していた一方で、誘惑しても一向に応じてくれなかったカゲツは自分のことを嫌いだったのだと思っている。そして、その異世界のカゲツが最期はアイビーのために死んだという行動を理解できず、カゲツとの戦闘会話ではそれを別世界の本人に問いかける。
ハサード大教会にて邪竜復活の儀を遂行しようとするアイビーだが、それを阻止するミスティラ率いるソルム軍と、主人公軍との三つ巴の戦が起こる。
敗戦してもなお腕輪の譲渡を拒み続けると、業を煮やしたエルによってミスティラ諸共喰い殺されてしまった。奇しくも本編世界の父王と同じ末路を辿ったのである。
…と思われたが、この時点で王族たちは精巧な異形兵であることが発覚。
邪竜信徒だったアイビーは黒幕に異形兵にされようとしてもそれを拒まず、むしろ邪竜の手駒になることを望んだそうだ(そのため誰よりも早く異形兵になった)。
最終決戦でも邪竜の手勢として召喚され、再び登場する。邪竜の覚醒を嬉しいと言いつつも、なぜか虚しい気持ちを抱えているようだ。
ヒーローズ
吹き渡る潮風 アイビー
「イルシオン王女、アイビーよ。
ここは、避暑地かしら…?
暑さを凌げると嬉しいのだけれど。」
属性 | 緑 |
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兵種 | 魔法/飛行 |
武器 | 喉を潤す水神の杯(専用) |
奥義 | 凶星 |
A | 止水4 |
B | 攻撃魔防の混乱3 |
C | 飛走の先導 |
2023年7月から水着姿の超英雄で初登場。原作同様テイマーでの参加になる。
ステータスは止水補正で攻撃67と全魔法ユニットでラルヴァと同率一位だったが魔器ソニアの登場で抜かされて二位へ。魔防は51とこちらは三番目だが守備はかなり低い。
専用武器はキラー武器効果に加えて、周囲3マス以内にいるアイビーと支援を組んでいる味方の周囲2マス以内に移動可能。また、自分のHPが25%以上の時は戦闘中、全ステータス+5かつ以下の条件を満たした数に応じて効果が発動。
・自分から攻撃する
・周囲2マス以内にアイビーと支援を組んでいる味方がいる
・敵が不利な状態異常を受けている
条件を2つ満たしていると2回攻撃、全て満たしていると自分か敵の攻撃が高い方に攻撃15%分、ダメージ加算。かなり手間はかかるがその分の効果を発揮する。
飛行の先導のグレードアップ版が登場。歩行ユニットにも効果が発動するようになり、範囲も周囲2マス以内に拡大。もう一つは周囲2マス以内の味方歩行及び飛行は戦闘中、攻撃速さ+3かつ速さが敵より1以上高い時、追撃不可を無効が追加。空からの先導同様に自分と特定の味方とで一緒に機動力を活かした戦いを得意とする。
下準備や立ち回りが必要で上手く使いこなさないとただの単発火力しか出せない。飛行特攻の弓では一発で沈む。
吹き渡る雪 アイビー(響心英雄)
「イルシオン王国第一王女、アイビー。
喚び声に応じたからには責務を果たすわ。
それで…ここに神竜様はいらっしゃるの?」
属性 | 青 |
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兵種 | 魔法/飛行 |
武器 | 吹き渡る雪書(専用) |
奥義 | 月光 |
A | 執着(専用) |
B | 攻撃魔防の遠影4 |
C | 死の瘴気 |
X | 飛走の先導 |
2024年から響心英雄で二度目の限定枠で登場。『エンゲージ』初の響心英雄。
水着版とステータスを比べると速さ守備は上がるが得意の魔防はかなり下がってしまった。
専用武器はキラー武器効果と自軍内にアイビーと支援を組んでいる味方がいると、周囲3マス以内の支援相手の味方の周囲2マス以内へ移動可能になる。逆にいない場合はターン開始時に移動+1を付与する。
もう一つは自分から攻撃するか敵が遠距離武器の場合は敵の攻撃25%-4分、全ステータスが増加(最大14、最低5)してキャンセル無効に、受けるダメージが攻撃した側の移動前と移動後のマス距離(最大5)×10%+20%分、軽減する。そして追撃ダメージを与えるとHP7回復する。
水着版同様に下準備は必要になるが、移動距離次第で大幅にダメージを抑えられる。
専用Aスキル「執着」は自分のHPが25%以上の時は戦闘中、全ステータス+9かつ絶対追撃、敵は追撃不可で追撃時は奥義以外のダメージ軽減無効。
もう一つは同条件かつ追撃の速さ条件を-25以上扱いにして条件を満たしていると神速追撃が発動。追撃時は軽減効果なしで3回攻撃が可能になるのでトドメへ繋がりやすい。
響心スキル「飛走の先導」は周囲2マス以内の歩行か飛行の味方が自身の周囲2マス以内に移動可能になる。味方の機動力を上げる便利なスキル。
実装時に開催された「想いを集めて 〜雪解けの叡智〜」では、同時に召喚されたカゲツ、オルテンシア、ロサードと共に特務機関としての初任務に臨んでいる。戦いの中で孤立してしまったアイビーは英雄リンに助けられ、ケントとセインにも出会う。その後はアスク王国で亡き父ハイアシンスと会える可能性について、「違う存在でも傍にいたい」と話した。
アイビー編では、夜中の兵舎でヘクトルとリリーナを怪物と勘違いして騒動を起こす。和解した後は仲間と交流を深め、水着姿の自分とも出会った。
コミカライズ
原作同様、臣下と共に登場。
父の命の元で神竜軍の指輪を奪おうとブロディア城に侵攻し、ディアマンドの炎の魔法のトラウマに付け入り攻撃を仕掛けるが、紋章士ロイの力で耐えられてしまった。アイビーも闇シンクロしたリーフを呼び出すが、リュールとディアマンドのエンゲージ技を受けて敗北。
捕えられる直前に最後の力を振り絞り、城壁に穴を開けることで自軍の兵を撤退させ、自らは捕虜としてブロディアに残る。
牢の中での回想では、母親の悪行のせいで苦労していた幼少期のアイビーが、若きハイアシンス王とオルテンシアとお茶会をして心安らぐ様子が描かれている。邪竜や四狗のせいで変貌した父を思い、「あの頃に戻りたい」と嘆いた。
モリオンはアイビーを即刻処刑しようとする。アイビーは受け入れる姿勢だったが、リュールが身を挺して庇ったことでモリオンも一旦剣を収めた。
アイビーの処遇を決める軍事裁判が開廷されると、ブロディア貴族達はアイビーの処刑を推進。しかし、リュール達の抵抗と、そこに現れたルミエルの一声もあって、処刑は見送りとなった。
その後、城に忍び込んだゼルコバとカゲツがアイビーの牢屋にやって来る。ハイアシンスの命令で自害用の毒を持って来たゼルコバだが、彼はそれを捨て、カゲツは牢の壁を壊し、アイビーの脱走を促した。リュールへの思いを秘めながら、臣下と共にブロディアを去る。
そして、デスタン大教会で指輪を奪われて絶体絶命のリュール達の前に2つの指輪を持って現れ、仲間入りを果たした。
お化けを怖がったり、リュールに対してドギマギしたり、ミスティラ隊の歌声を聴いて倒れたり、コミカルな一面も描かれている。
余談
名前の由来は「ツタ(Ivy)」から。
専用上級職「リンドブルム」はドイツや北欧に伝わる伝説の竜を意味する。また『暁の女神』では同じ名前でドラゴンナイト系列の最上級職の名称として使われていた。
担当声優の日笠陽子氏は『ヒーローズ』で過去作キャラを3名担当していたが、メインキャラクターは初。
専用職のテイマー・リンドブルムでは横座りでドラゴンに騎乗する。『ヒーローズ』ではよく見られるが、本編では珍しい。
頭に着けている円形の髪飾りはチュールと呼ばれる伝統的な西洋の髪飾りであるが、プレイヤーからは形状から焼肉の網と言われることが多い。
さらに『ヒーローズ』で超英雄実装予告のシルエットクイズで彼女のチュールの様な物が映っていたが故に「アイビー」と同時に「焼肉の網」と呟く人が多数いたため、食べ物の分類でトレンド入りする珍事が起きてしまった。
ニンテンドードリーム23年6月号で実施された「『FEエンゲージ』キャラクター人気投票」では10位にランクイン。
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カタリナ…系譜の祖と言える元祖マイユニットのヒロインキャラ。
ミネルバ…第一王女、飛竜、自軍への寝返り、特に上級兵種で目立つバラの意匠の赤色などから、アイビーは彼女を源流とする「赤い竜騎士」枠のひとりと言える。