概要
シールドライガーの高速強化型の後継機の一つである。見た目こそ大きく変更されているが、総重量は2tしか増えておらず、最高速度は280km/hにアップしている。
『ゾイドサーガ』シリーズで初登場し、『ゾイドバーサス2』ではプロトセイバーと共に主役の一機を務めた。こちらでは、ショーマ・シュバールの愛機として、デザートライガーの後釜という立ち位置がなされている。
- しかし、専用装備である大型スナイパーライフルを持っていたプロトセイバーとは対照的に、こちらはあくまでも既存のシールドライガーの武装シリーズがメインであった。
一番の特徴として、頭部の形状とカラーリングが大幅に変更されている。
シールドライガーのコンセプトの「空気抵抗を減らす」というアイディアから逆行している様にも思えるが、実際はシールドライガーを更に高速化したバリエーションである。総重量も増えているため、空力学的なアップグレードをしたのではなく、機体機構や出力の増強がされていると思わしい。
全身は黄色のカラーリングに変更され、基本武装は変わらないが、かなりインパクトの強い方法で鬣が開いてEシールドを展開する。
バリエーション
レオン・レイ
『サイバードライブゾイド 機獣の戦士ヒュウ』に登場した個体であり、エンリコ・エンリケスの愛機。赤紫のカラーリングがされているが、スペックの違いはない。
余談
- 牙が増設されていたりキャノピーに凹が施されており、後年のHMMシリーズのシールドライガーやコマンドウルフなどを先取りしていたとも言えるデザインになっている。
- 主役を務めた『ゾイドバーサス2』では、体力値はシールドライガーのバリエーションでもトップタイだったが、『ゾイドバーサス3』では大幅に低下しており、かなり弱体化されていた。また、『3』では一律的にライガー系ゾイドの鳴き声が変更されていて、ライガーエアロも同様だった。
- 「レオン・レイ」という呼称は他のライオン型ゾイドにも受け継がれる場合があり、例えばエンリケス機のトリニティライガーは「レオン・レイ7世」と呼ばれる。
関連動画
関連タグ
ハリケンレオン:他人の空似だが、ガオライオンやガオバイソンはライガーゼロやディバイソンの影響を受けており、ハリケンホークにも同名のゾイドが存在する。