未来から来たティアモの娘。初期クラスは傭兵。同僚であるホラントを説得するため、単身砦に乗り込もうとしていたところクロムと出くわす。
母親とは対照的に武器の整備、料理、薪割りなどなどやることなすこと失敗しがちでそのたびに優秀な母と比較されてきたため劣等感が強くとても生意気(というか今風の言葉で言えばツンデレ)。ただし、ユニットとしては親がちゃんとしていればほぼ間違いなくティアモを越える才能を持てる。母を初めとするいろんなキャラに素直になれない。
だが、彼女のいた未来で両親を亡くしたことから家族を失う辛さを知っており、そのためにホラントに生き残るように諭したり、現在のティアモがいなくなることを恐れるという一面も見せる。コンプレックスを感じつつも母親の事は大好きで、自慢でもある。本人は気づいていないが、走るのが苦手なティアモと違って足が速いらしい。
また、自分の美貌に関しては鼻にかけており、それを利用していることが多々ある。美貌に自信があるのは間違いないのだが、ナンパ癖のあるアズールに対しては褒められても照れるものの怒る。
軍の中で最も無駄遣いが多い。そのためロランからはよく怒られている。
ユニットとしては母のティアモ同様非常に優秀。元々の職業が下級クラスの中でも強い部類の傭兵な上、チェンジプルフによって自力で優秀なスキルを習得できるのが嬉しい。このうち取り分け役立つのが、飛行系ユニットの弱点である弓に対抗できる『弓殺し』と風魔法に対抗できる『魔殺し』で、ペガサスナイトになった場合も弱点を恐れること無く運用できるようになる。父親のユニットを厳選すればビーストキラー対策の槍殺しも習得出来る為、ペガサスナイト系の弱点を全て対策することも可能。
成長率の良さも母親譲りな上両親のステータスをある程度継承できるため、即戦力として活躍できるだろう。敢えて弱点を挙げるなら幸運が低めであることだろうか。高難度の場合不慮の事故に注意。
ちなみにティアモがペガサスナイトであるのに対してペガサスナイトにならなかったのは天才肌である母親と比べられるのが嫌だったためである。
1月21日が誕生日で、この日は1994年にシリーズ3作目となるスーパーファミコン版『ファイアーエムブレム 紋章の謎』が、2000年にはシリーズ5作目となる『ファイアーエムブレム トラキア776』のROMカセット版が発売された。